Apple、Macアプリの64bit化に関する新たなサポートドキュメントを公開

昨年6月、Appleは開発者向け公式サイトでiOS・Macアプリの64bit化が必須になることを発表した。

このうち、すでにiOSでは32bitアプリはサポート外となっており、現在は起動できない仕様になっているが、Macアプリに関しては今年6月から64bit化が必須になることがアナウンスされている。

このMacアプリの64bit化について、Appleが新たにサポートドキュメントを公開。32bitアプリを起動した際の挙動や、完全64bit化までのスケジュールについて改めて説明している。

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最新macOSでは32bitアプリ起動時にアラートが表示

3月末に公開された正式版「macOS High Sierra 10.13.4」では、32bitアプリを起動すると、そのアプリがMac向けに最適化されていないという旨のアラートが表示される。

このアラートは32bitアプリが起動された際に1度だけ表示されるようになっているが、現時点ではそのまま利用することが可能。Appleも、現時点で32bitアプリを利用していても、データやコンピュータに悪影響はないと説明している。

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いよいよmacOSでの32bitアプリのサポート終了が目に見える形で警告されるように。 9to5Macによると、25日に開発者向けにリリースされた「macOS High Sierra 10.13.4 beta 1」では、32bitアプリの起...

さらに、Appleは64bit化のスケジュールについても言及。現時点では64bit化の最終移行日は決定していないとのことだが、6月以降には全てのMacアプリが64bitをサポートしている必要があるようだ。このスケジュールから察するに、「WWDC 2018」で詳しい説明があるものと考えられる。

まだMacアプリの完全64bit化まではいくらか猶予があるが、開発者はいずれにしても対応が求められることになる。64bit化が済んでいないMacアプリがある開発者の方々は、早めに対応しておくことをオススメする。

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