
ロジクールは9月18日、ゲーミングブランド「ロジクールG」の新製品発表会を開催し、軽量ワイヤレスマウスの新モデル「PRO X SUPERLIGHT 2 SE LIGHTSPEED」を発表した。発売日は10月23日で、ロジクールオンラインストアでの価格は税込20,460円。カラーはブラックとホワイトの2色が用意される。
競技で重要なセンサーなどのコア性能は維持しつつ、価格を抑えた新モデル

今回の新モデルのベースとなっているのは、すでにeスポーツシーンで高い評価を得ている「PRO X SUPERLIGHT 2」。今回のSEモデルは、付属品を省いたり、一部性能を落としたことで価格を抑えつつも、センサーやスイッチといったコア性能は維持しているのが特徴だ。
搭載する「HERO 2センサー」はDPI最大44,000、トラッキング速度388IPS、加速度88Gに対応し、わずかな操作も正確に反映する。左右対称の筐体はプロゲーマーとの共同設計で、競技シーンにおける操作性を重視した仕上がりとなっている。
ワイヤレス接続は第2世代LIGHTSPEEDを採用し、標準で1,000Hzポーリングに対応。別売りの「PRO LIGHTSPEED RECEIVER」を組み合わせることで、最大8,000Hzまで拡張できる。バッテリー駆動時間は最大88時間で、ロジクール独自のワイヤレス充電システム「POWERPLAY 2」にも対応する。

クリック部分にはメカニカルと光学のハイブリッド構造を採用した「LIGHTFORCEスイッチ」を搭載。しっかりとしたクリック感と高速応答性を両立させている。
ベースとなっている「PRO X SUPERLIGHT 2」との違いは、標準でのポーリングレートが8KHzから1KHzへ変更されている点、バッテリー駆動時間が95時間から88時間へ短縮された点、そしてグリップテープやクリーニングクロスなどの付属品が同梱されない点にある。
競技シーンに耐えうる性能をそのままに、導入しやすい価格で展開される「PRO X SUPERLIGHT 2 SE LIGHTSPEED」。既存ユーザーにとってはセカンドマウスとして、これからハイエンドマウスを試したいゲーマーにとっては最初の一台としても有力な選択肢になりそうだ。