「Kindle Colorsoft Signature Edition」 海外発表。初のカラー表示に対応したKindleデバイス

米Amazonは10月16日、同社が手がける電子書籍リーダー 「Kindle」 シリーズの一挙刷新を発表した。

国内向けには「Kindle」「Kindle Paperwhite」「Kindle Paperwhite シグニチャーエディション」「Kindle Scribe」の4機種の新モデルを発表しているが、海外向けには 「Kindle Colorsoft Signature Edition」 という新しいKindleも発表している。

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初のカラー表示に対応した 「Kindle Colorsoft Signature Edition」 が海外発表

「Kindle Colorsoft Signature Edition」 は、同社にとって初のカラー表示に対応した電子書籍リーダーだ。7インチのColorsoftディスプレイを搭載したことで、これまでモノクロ表示にしか対応していなかったKindleがカラーで閲覧できるように。

旅行ガイドや料理本、コミックなど、色が重要なコンテンツも、自然な色彩で楽しむことができる。従来のバックライト内蔵画面のような眩しもないことから快適に読書ができるとAmazonはアピールする。

ディスプレイには、カスタムコーティングされたディスプレイレイヤーが採用されており、色彩をより鮮やかに表示する。また、光ガイドにマイクロディフレクターが埋め込まれ、余計な光の散乱を抑えることに加えて、薄いディスプレイ構造でコントラストを強調することにも成功。また、他のKindleデバイスと同様に高速なページめくりのほか、ピンチ操作でのズームも対応し、細部までくっきりと表示できる。

また、読書中のハイライト機能も進化。黄色、オレンジ、青、ピンクといった複数の色でマーキングが可能。さらに、ハイライトは色別に検索できるため、重要な部分を見つけやすくなっている。

「Kindle Colorsoft Signature Edition」は、防水設計が施されているため、プールサイドやバスルームなど水の近くでも安心して使用可能。バッテリー駆動時間は最大8週間。USB-Cによる充電に加えて、ワイヤレス充電にも対応する。

「Kindle Colorsoft Signature Edition」は米国など一部地域で2024年10月30日に発売予定。価格は279.99ドル (約4万円)。日本での展開は未定、続報に期待したい。

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(画像:Amazon)

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