これまで多数のリーク情報を提供してきたSonny Dickson氏が、「iPhone SE 2」に関する新たな情報を提供した。今度は、同モデル用に作られた液晶保護フィルム、「iPhone X」のものと並べて比較している。
こちらが公開された画像。次期iPhone SEは、iPhone Xのようなベゼルレス仕様で、画面上部には「ノッチ」と呼ばれる切り欠きが用意されると噂だ。
これを裏付けるのが今回の画像。ただし、iPhone SE 2 用に作られたものは「ノッチ」が小さめに作られていることがわかる。しかも「少し小さめ」ではなく「かなり小さめ」だ。
この画像が本物かどうかは不明だが、もし仮に本当だとしたら「iPhone SE」のノッチは極小化されることになる。
なぜこれほどまでに小さくなっているのだろうか。その理由については依然として謎に包まれたままだが、思い起こせば「iPhone X」の発売時に一部のユーザーから「ノッチ」デザインに対する批判があったことから、Appleは小型ノッチを開発していると噂されていた。その結果、小型化に成功したのかもしれない。重ねて言うが、あくまで今回の画像が本物であったならの話だ。
ちなみに、Appleは今月4日に「WWDC 2018」を開催するが、同イベントで複数の新型ハードを用意しているとかねてから噂されていた。ただし、Bloombergの記者で、かの有名なMark Gurman氏は今月1日、「新型ハードの存在は確認できず、登場するなら2018年秋になる」と報じた。
しかしながら、その数時間後には著名リーカーBen Geskin氏が仏広告企業の資料から、「iPhone SE 2」が近々発売するという情報を入手している。果たして、Appleは新型ハードを用意しているのか、「iPhone SE 2」はどのような端末になっているのか。ビッグイベントを前に情報が錯綜し始めている。
ちなみに、著名リーカーのひとりであるSteve Hemmerstoffer氏も同様にiPhone SE 2 用に作られたものとみられる液晶保護フィルムの画像を公開した。
I’m still unable to confirm if that #iPhoneSE2 is real or not but tempered glass screen protector manufacturers (from Alibaba in this case) seems to be ready anyway… 😏
Hit the following link for full 360° video, just in case you missed it… https://t.co/4XqUdNouKT pic.twitter.com/dh5cOOlGqz— Steve H. (@OnLeaks) 2018年6月1日
あくまでサードパーティメーカーが流出したCADデータなどを基に独自で作っているだけの可能性が高く、同氏も本当に「iPhone SE 2」のものであるとは断言できないとしているが、これまでの情報量から考えて、少なくとも次期iPhone SEに「ノッチ」が搭載されるのは間違いなさそうだ。
[ via AppleInsider ]