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「iPhone X」は2018年夏に生産を終了か ノッチ部分に対する不満が意外にも大きかった模様

昨年11月に発売された「iPhone X」の生産は、次期iPhoneの発売と同時に姿を消してしまうのかもしれない。

KGI SecuritiesのアナリストであるMing-Chi Kuo氏は、「iPhone X」の2018年第1四半期の出荷数は約1,800万台になるが、2018年夏には販売を終了すると予想しているようだ。

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端末上部のノッチ部分が意外にも不評

Kuo氏が言うには、「iPhone X」の端末上部にあるノッチ(切り欠き)部分に対する不満は意外にも大きく、特に中国市場ではこのノッチ部分のおかげで「iPhone 8 Plus」よりも画面が小さいという印象が根付いてしまっているようだ。

この理由から、Kuo氏は2018年夏には「iPhone X」の生産が終了すると予想。新型モデルが発売しても、1年ほどは価格を下げたり、ストレージ容量を絞ったりして旧モデルを販売しているAppleにとって、この対応は初となる見通しだ。

また、Kuo氏は以前、2018年秋に発売される新型iPhoneは3モデル構成になり、5.8インチと6.5インチの有機ELディスプレイモデル、6.1インチの液晶モデルが発売されると予想しているが、このうちの6.5インチモデルで画面領域に関する懸念を払拭する予定であるとのこと。

ノッチ部分に対する懸念は「iPhone X」発売前からいくらか囁かれていたが、意外にもその影響は大きかったようだ。Kuo氏の予想はよく当たるため、もし「iPhone X」を安く購入するために次期モデルの発売を待っているという方は、注意した方が良いかもしれない。

ちなみに、2017年のホリデーシーズンの売れ行きは、「iPhone 8」の方が「iPhone X」よりも好調だったというデータが調査会社Consumer Intelligence Research Partnersから公開されている。

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[ via AppleInsider ]

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