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iPhoneが2018年第1四半期の全スマートフォン売上の半分以上を占めていたことが判明

現地時間2月1日、Appleは2018年第1四半期(2017年10月~12月期)の決算を発表。いずれの部門も好調となっており、第1四半期の業績としては史上最高の結果となったことが明らかになっている。

決算の内容によると、iPhoneの売上は「iPhone X」が好調な影響で610億ドルを突破していたが、この数字は全世界のスマートフォン市場が得た売上の半分以上にあたることが判明した。

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iPhoneの売上は全スマートフォンの売上の半分に

Strategy AnalyticsのLinda Sui氏は、Appleは2018年第1四半期に、スマートフォン市場全体の売上の51%を占めていたと発言。

また、現時点でのiPhoneのASP(平均販売価格)は、業界平均の3倍にあたる800ドルにまで達しており、2018年第1四半期の610億ドルという売上は、競合他社であるSamsungやHuaweiよりも7倍高かったとしている。

iPhoneの価格は年々上昇してきており、昨年発売された「iPhone X」はこれまでで一番高価なiPhoneとなったことで、売上への悪影響も懸念されていたが、価格の割に「iPhone X」は人気であるようだ。

さらに、「iPhone X」の他にも、安いモデルの「iPhone 8」や「iPhone 8 Plus」も人気があるという。3機種のiPhoneを同時に販売するという戦略は無謀という声もあったが、その方針はむしろ大成功だった可能性がある。

ちなみに、KGI Securtiesの著名アナリストMing-Chi Kuo氏は端末上部のノッチ(切り欠き)部分が不評なことにより、2018年夏で販売が終了されると予想しているようだが、その理由は「iPhone X」が売れていないためではなく、新型モデルの登場など他に理由があるのかもしれない。

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[ via 9to5Mac ]