Appleは今年後半に新型iPad miniを発売すると噂だ。同新型モデルはiPad Pro/iPad Airとおなじベゼルレスデザインを採用することが濃厚とされているが、さらに新型iPad miniの詳しい仕様について、米Apple系メディア9to5Macが独自情報を伝えている。
次期iPad miniはUSB-CポートやSmart Connector、A15チップが採用か
9to5Macによると、次期iPad miniにはA15チップが搭載されるとのこと。A15チップはiPhone 13シリーズへの搭載が予想されているチップで、先代のA14 Bionicチップに比べて性能強化が行われているとの噂。
現行のiPad mini(第5世代)には、A12 Bionicチップが搭載されていることから、A15チップが搭載されることで性能は大幅に強化される可能性が高い。ちなみに、iPad Air(第4世代)にはA14 Bionicチップが搭載されている。
デザイン変更にともない、新型iPad miniにはUSB-CポートおよびSmart Connectorが搭載される見通し。Smart Connectorが搭載されるということはキーボードなどSmart Connector対応アクセサリがiPad mini向けにも販売されることになるが、どんなアクセサリが用意されるのかについては現時点では明らかになっていない。
今回の情報から、新型iPad miniは上位モデルであるiPad ProやiPad Air(第4世代)の小型モデルとして開発されていることが分かる。これまでも多くのアナリストや著名記者が新型iPad miniについて言及してきたが、ほとんどがiPad Proに似た新デザインを採用すると報じていた。おそらくその情報に間違いはないのだろう。
ちなみに、9to5Macによれば、AppleはA15Xチップも開発しているとのこと。将来的に他モデルに搭載することを計画しているようだが、iPad ProにはすでにM1チップが搭載されていることから、可能性があるのは次期iPad Airということになるだろうか。
また、無印iPadについてもアップデートが予定されていて、こちらはA13チップが搭載されるとのこと。iPad Air(第3世代)に似たデザインになる可能性が高いとのことだ。
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