「iPad mini 5」 に大きな変化を期待している方には、やや心苦しい情報となるだろうか。今春の発売が期待されている新型iPad miniこと「iPad mini 5」 は、現行モデルの 「iPad mini 4」 からのマイナーチェンジモデルとなるかもしれない。
これを伝えているのは、国内の有力ブログメディア「Macお宝鑑定団Blog(羅針盤)」 。複数のアクセサリーメーカーからの情報として、次期iPad miniに関する情報を伝えた。
次期iPad miniはiPad mini 4のマイナーチェンジモデルに
同メディアによると、新型iPad miniは 「iPad mini 4」 の後継モデルになる可能性があるという。サイズは高さ203.2mm、幅134.8mm、厚さ6.1mm、これはiPad mini 4と全く変わらない数字となる。
搭載されるプロセッサは、「A10 Fusion」 あるいは 「A10X Fusion」 になるという。A10プロセッサは 「iPhone 7/7 Plus」 や 「iPad (第6世代)」 、A10Xプロセッサは 「Apple TV 4K」 に搭載されていることから、iPad mini 5の性能は、これらのデバイスと同じくらいになる可能性が高い。
サイズ (mm) | 高さ203.2 × 幅134.8 × 厚さ6.1 |
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プロセッサ | A10 Fusionチップ or A10X Fusionチップ |
生体認証 | Touch ID |
外部ポート | Lightning |
マイク位置 | 背面上部中央に変更 |
3.5 mm ヘッドフォンジャック | 有り |
Apple Pencil | 不明 Apple Pencil (第2世代)は利用できない可能性大 |
そのほか、細かい仕様としてTouch IDが搭載され、Lightningポート、3.5mmイヤホンジャックなど、従来の機能はそのまま利用できるようだ。
ただし、デバイス背面のマイク位置に関してはコスト削減のため変更される予定であるとのこと。iPad (第6世代)のように端末上部の中央にマイクが移動するため、iPad mini 4で使っていたケースをそのまま流用するといったことはできない模様。iPad mini 5を購入する方は新たにケースを購入する必要がありそうだ。
ちなみに、一部メディアはiPad mini 5でApple Pencilが使えると報じているが、Macお宝鑑定団Blog(羅針盤)は、「使えるかどうかは分かっていない」 としている上で、もし使えたとしても、iPad Pro (2018)と同時に発売した第2世代Apple Pencilは使えない可能性が高いと伝えている。
「iPad mini」 シリーズに関しては、2015年9月9日に 「iPad mini 4」 が発売して以来、実に3年半近くアップデートが実施されておらず、一部のユーザーからは次期モデルの投入が熱望されている。中にはApple Pencilだけでなく、USB-Cや顔認証機能など最新機能の搭載を希望する声もあるが、Macお宝鑑定団Blog(羅針盤) の情報では残念ながらそれらは実現しない模様。
ただし、「iPad mini 4」 からアップデート箇所が少ないということは、値段が大きく上げられる心配も少ないということになる。「iPad mini 4」 のデザインをそのままにプロセッサ能力が向上したとなれば、欲しいと思うユーザーも一定数いるはず。久しぶりのアップデートということもあり、もしかすると 「iPad mini 5」 はiPadのラインナップの中で一気に人気端末となるかもしれない。
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