先月末に発売したばかりの新型iPad miniこと、「iPad mini(第5世代)」 の分解レポートがお馴染みiFixitから公開された。
iFixitが公開したレポートによると、新型iPad miniは前モデルの 「iPad mini 4」 から地味な進化を遂げたものの設計的にはさほど変更は加えられていないことが明らかになっている。
iPad mini 4から変更されたのは各種パーツ。最新プロセッサ 「A12 Bionic」 や3GBのSamsung製メモリが前モデルから置き換えられる形で搭載されていた。そして、新たにフロントカメラが7メガピクセルのものに変更されており、これは10.5インチiPad Proに搭載されていたものと同じものだったという報告だ。
またバッテリー容量に関しては19.32WhでこちらはiPad mini 4と変わらずだったことも明らかになっている。
iFixitの分解レポートは修理のしやすさを示すリペアスコアを発表するのが通例だが、今回のiPad mini(第5世代)は10点中2点と低いスコアに留まった。iFixitはこの低スコアとなった理由に、多数の内部パーツに接着剤やはんだ付けが実施されており、分解して部品を交換するのが困難であることを挙げている。
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