おそらく多くのユーザーが期待しているであろう新型iPad(第7世代)と新型AirPodsは、今年夏までに発売する予定だ。台湾メディアDigiTimesが各サプライチェーンからの情報を通して独自のレポート記事を公開している。
新型iPadとAirPodsは今年前半に登場
DigiTimes(1/2)は、Appleが新型「AirPods」 と新型 「iPad(第7世代)」 は2019年上半期、つまり2019年1~6月の間に発売すると伝えた。
これは、これまでDigiTimesが自ら伝えてきた情報と変わりないため、今回の情報は特段新しいものとは言えない。ただし、「AirPods 2」 に関しては本日MySmartPriceというメディアが独自情報として、新型AirPodsの発売は “年内” と伝えていたことから、MySmartPriceとDigiTimesの情報を繋ぎ合わせると、新型AirPodsこと 「AirPods 2」 は2019年前半に発売することになる。もちろん、これは両メディアの情報が正しい場合の話だが。
もし、2019年前半にこれらの新型デバイスが発売するのであれば、具体的にいつ発売するのかどうか。濃厚なのは今年3月と6月。3月はAppleの新製品発表イベントの開催が期待されており、6月は開発者向けイベント「WWDC 2019」 があるなど、Appleのビッグイベントの機会は2回ある。
ただし、どこのメディアも明言は避けているものの、やはり最も期待されているのは今年3月。特にAppleは昨年も同じ時期にイベントを開催しており、「iPad (第6世代)」 を発売していたことから、今年も新型モデルの投入が期待される。
iPad (第7世代)に関してはまだまだ情報は少ないものの、噂では画面サイズが9.7インチから10.5インチに大型化し、さらにApple PencilやSmart Keyboardにも対応するとされているが、その真偽は今のところわかっていない。
ちなみに、AppleはこのイベントでiPad (第7世代) と同時にワイヤレス充電パッド 「AirPower」 を発売するとみられている。また、AirPowerが発売するのであれば、AirPodsのワイヤレス充電対応モデルとワイヤレス充電対応ケースが発売する可能性も高い。「AirPods 2」 の発売時期を ”年内” と予想したMySmartPriceは、初代AirPodsをワイヤレス充電に対応させるためのバッテリーケースが春に発売すると伝えている。
新型iPadや新型AirPodsとは別の話となるが、DigiTimesは今年秋に発売する次期iPhoneに関する情報も伝えた。内蔵されるプロセッサ 「A13プロセッサ」 は台湾のTSMCが製造するとのこと。採用されるプロセスルールは7nmで、初めて極端紫外線リソグラフィが使用されるとのことだ。このプロセッサは第2四半期から量産が開始される予定で、ほぼ例年通りの生産スケジュールとなりそうだ。