来月、Appleは次期iPad Proを投入することを計画中と噂されているが、その次期iPad Proとみられるモックアップが流出した。
著名リーカーSonny Dickson氏が、「来月、Appleが発表する次期iPad Proのモックアップだ」 として以下の写真を投稿した。この写真によると、次期iPad Proの背面にはトリプルレンズカメラが搭載されることになるのかもしれない。
写真には昨年発売した 「iPad Pro (2018)」 と同じく、側面がiPhone 5sのような直角エッジを特徴としたタブレットが写されている。端末下部にはSmart Connectorが搭載されているなど、現行モデルと同じ仕様になっている箇所があることがわかる。
ただし、昨年モデルと異なるのは端末左上に配置された背面カメラ。このカメラはまもなく発売予定の新型iPhone 「iPhone 11 Pro / 11 Pro Max」 に搭載されているものとやや形状が似ている。四角いカメラモジュールに3つのカメラレンズ、LEDフラッシュが搭載されていることが確認できる。
iPhone 11 Proシリーズと同じ3眼カメラか
搭載されているカメラのレンズの種類は不明だが、おそらく広角レンズ、超広角レンズ、望遠レンズの3種類だろう。つまり、(このモックアップが本物であった場合に限るが) 次期iPad Proは 「iPhone 11 Pro / 11 Pro Max」 と同じくらいの写真・動画撮影能力を持つことになる。新型iPhoneのように4K動画の撮影・編集が快適にこなせるようになるかもしれない。
ちなみに、このモックアップには少しだけ気になる点もある。それは背面のトリプルレンズカメラを覆うガラスパネルが存在しないということ。Sonny Dickson氏曰く、このモックアップは最終設計段階のものであるとのことだが、単にモックアップには搭載されていないのか、それとも新型iPhoneとは異なる設計なのかは不明だ。
この写真がいつ撮影されたものなのかは不明だが、すでに最終設計段階に来ているということは、発表・発売は来月あるいは11月になる可能性が高い。
今年、Appleは16インチMacBook Proと同時に新型iPad Proを発表すると噂されているが、その可能性は徐々に高まってきていると言える。新型iPhoneやApple Watchも発表されてしまったことを踏まえると、次なるApple製品の期待はこの2製品となるだろう。
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