先日、iMac 21.5インチモデルの一部在庫が世界的に注文不可になっていることをお伝えした。当初は一時的な在庫不足によるステータス変化と予想されていたが、実際には当該モデルの生産停止を受け、恒久的に注文できなくなった可能性があることが判明した。米Apple系メディアAppleInsiderが伝えている。
21.5インチiMacの256GB・1TB SSDモデルは生産停止の可能性あり
現在、Apple公式サイトでは21.5インチiMac (4Kディスプレイモデル) の内蔵ストレージ容量を512GBもしくは1TBのSSDに変更し購入しようすると、配送ステータスが 「現在注文できません」 となり、購入できない状態となっている。
一部モデルが購入できなくなっている理由について、AppleInsiderは一部モデルの生産停止の可能性を指摘している。同メディアは、Appleのサプライチェーンに精通する情報筋から、AppleがiMac 21.5インチモデルの512GB/1TBストレージ容量モデルの生産を停止したという情報を入手したという。
なぜAppleが生産を停止したのかは不明だが、まだiMac 21.5インチモデルの256GB SSDモデルや1TB Fusion Driveモデルが購入できることから、この動きは次期iMacのアップデートに関係したものではないかとAppleInsiderは伝えている。
次期iMacについては、デザインが刷新され、Apple Siliconの搭載により性能が大幅に向上することに加えて、著名リーカーJon Prosser氏からの情報ではiPad Air(第4世代)と同じ5色のカラーラインナップが用意される可能性があると伝えられている。現時点での情報では、次期iMacの登場は2021年後半になることが予想されているものの、23〜24インチの画面を搭載したコンパクトモデルが先行して2021年前半に発売する可能性があるとも予想されている。
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