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日本HPがau回線を5年間無制限利用できる 「HP eSIM Connect」 。ハイブリッドワーク支援のための法人向け新ソリューションを発表

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日本HPは11月にハイブリッドワークを支援する法人向け新ソリューションの発表会を開催。eSIM通信サービスに対応したモバイルPCによる常時接続を実現するMVNOサービス 「HP eSIM Connect」 や、電源オフ、通信オフラインの状態でもPCの位置情報を検索し、ロックやデータ消去ができるMDMソリューション 「HP Protect and Trace with Wolf Connect」 を発表した。

また、「HP Z6」 に最新のAMD Ryzen Threadripper Pro 7000 WXシリーズを搭載した 「HP Z6 G5 A」 を追加することや、2022年9月に統合したPolyブランドの周辺機器を活用したソリューションも併せて紹介されている。

(上記画像は日本HPの代表取締役 社長執行役員 岡戸伸樹氏とKDDI 執行役員常務 ソリューション事業本部 ビジネスデザイン本部長 那谷雅敏氏)

HP eSIM Connect

日本HPとKDDIの協業により、au回線を利用したMVNOサービス 「HP eSIM Connect」 の提供が開始され、eSIMによるデータ通信5年間無制限利用権付きの常時接続モデルを法人向けに販売開始する。

同サービスによるデータ通信は4G LTE/5Gに対応しており、追加費用なしで利用できることに加えて、データ容量は無制限、速度制限も設けられていないため、安心して利用することができる。

対応モデルは、13.5インチ型ハイエンドモバイル 「HP Dragonfly G4」 と、14インチ型スタンダードノート 「HP ProBook 445 G10」 の2機種。希望小売価格は、「HP Dragonfly G4」 が398,200円〜、「HP ProBook 445 G10」 が254,980円〜 (いずれも税込) 。

本サービスはeSIM利用に特化しているため、SIMカードやモバイルルーターの管理コストを削減でき、オンライン上での開通申請/アプリによる簡単設定など、通信開通プロセスの工数を削減できるというメリットなどがある。

HP Protect and Trace with Wolf Connect

HPはMDMソリューション 「HP Protect and Trace with Wolf Connect」 の提供を開始する。

紛失時や盗難時に遠隔でロックやデータ消去をするMDMソリューションは、一般的にはPCの電源がオンになっているか、インターネットに接続されている必要があるが、本ソリューションはPCの電源オフ時や通信オフライン時にもPCの位置情報を検索し、ロックやデータ消去を可能にする。

携帯電話ネットワークを利用することで安定した接続を実現しており、IT部門が各地のハイブリッドワーカーのPCを容易かつ確実に管理でき、従業員もデータとデバイスが安全に管理されている環境で安心して仕事をすることができる。

「HP Protect and Trace with Wolf Connect」 は、本ソリューション専用のHP製PCで利用可能。提供開始は2024年2月以降を予定している。

最新AMDプロセッサー搭載デスクトップワークステーションが登場

デスクトップワークステーション 「HP Z6」 に、最新のAMD Ryzen Threadripper Pro 7000 WXシリーズを搭載した 「HP Z6 G5 A」 が登場。

HPのワークステーションとしては最多の96コアを備えており、最大3枚のハイエンドグラフィックカードを搭載可能。最大6基のPCIeスロット (第5世代まで) と12基のNVMeTM SSD搭載スロットを持ち、高い拡張性を実現している。

価格は495,000円(税込)~。発売は12月中旬を予定している。

ハイブリッドワーク体験を向上させるPolyのソリューション

今回の発表会では、2022年9月に統合したPolyブランドの周辺機器を活用し、ハイブリッドワークにおける課題を解決するソリューションも紹介された。

Polyのルームソリューション向けVideo OSの最新バージョンでは、音声の明瞭度を高めることで、会議室のガラスや硬い表面によって生じる残響やエコーを最小限に抑え、会議室環境に影響されることなく、快適なコミュニケーションを実現する。

Polyの最新映像技術 「Poly DirectorAI Perimeter」 は、ガラス張りの会議室でも、室内の参加者だけを正確にフレーミングすることが可能に。ビデオバー設置の際などにIT管理者が部屋のサイズを入力するだけでAIがパラメーターを正確に定義し、ガラスや窓越しの顔を映し出すのを防いでくれる。

上記機能は、Polyルームソリューション向け製品、Studio XファミリーとG7500のファームウェアを更新することで使えるようになる。

また、オーバーイヤー式のブームレスワイヤレスヘッドセット 「Poly Voyager Surround 80 UC」 は、臨場感ある豊かなオーディオと適応型アクティブノイズキャンセリングにより、周囲の雑音を遮断して集中力を維持し、自分の声だけを相手に伝えることができる。

本体は洗練されたデザインが採用されており、柔らかいイヤークッションと調節可能なヘッドバンドが長時間の快適な装着感を実現。通話時間は最大21時間で、自動通話応答のためのスマートセンサーを使用し、優れた操作性を維持することができる。価格は69,740円(税込)。

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(当サイトで使用している画像は、いずれも正しい形での引用を行うか、各権利者に許諾を得て掲載しています。)

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。