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「GoPro HERO12 Black」 発表。バッテリー持ちが最大2倍、HDRビデオ撮影に対応した新型アクションカム

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9月6日、GoProは新型アクションカム 「HERO12 Black」 を発表。本日より順次販売を開始する。

「GoPro HERO12 Black」 は、スタンダードモデルの 「GoPro HERO12 Black」 に加えて、各種アクセサリが付属する 「HERO12 Black Creator Edition」 が用意される。

GoPro公式ストアのほか、Amazon.co.jpなど各ECストア・家電量販店等にて順次購入が可能になる。価格は62,800円(税込)。発売日は9月13日(水)を予定している。

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GoPro公式ストア
Amazon.co.jp

「GoPro HERO12 Black」 が正式発表、バッテリー持ちが最大2倍に伸びた新型アクションカム

「GoPro HERO12 Black」 は、2022年9月に発売した 「GoPro HERO11 Black」 の後継アクションカム。バッテリーの駆動時間や画質が向上しているなど、先代モデルから大幅に進化した。

バッテリー駆動時間は、5.3K/60fpsでの撮影がこれまでの35分 → 70分と最大2倍に。また、4K/120fpsでの撮影も28分 → 58分と最大107%の増加となった (気温25°C、風速0.6m/秒での環境下で計測)。

RES/FPS HERO11 Black HERO12 Black 駆動時間の増加(分) 駆動時間の増加(%)
5.3K/60 35 70 35 100%
4K/120 28 58 30 107%
4K/60 70 81 11 15%
4K/30 88 102 14 16%
1080/60 89 102 13 15%

これは、Enduroバッテリーのパフォーマンスがさらに向上させたこと、そして電源管理を最適化したことで実現しているという。Enduroバッテリーは常温/低温環境下における撮影パフォーマンスを向上させたバッテリー。ウィンタースポーツなど、極端に寒い環境下でも長時間の撮影が可能だ。

画質に関しては、プロユースにも使えるように様々な進化を遂げている。

まずは、HDRビデオの撮影にシリーズとして初めて対応。4K/5.3Kでの動画撮影でも、暗く潰れてしまうシャドウ部分や、露出オーバーで白飛びしてしまう部分を色鮮やかに表現することが可能。

8:7のアスペクト比をもつセンサーを搭載し、TimeWarpやタイムラプス、ナイトラプス、ナイトエフェクトが新たに8:7比での撮影に対応。縦の視野角が従来より16%広くなっている。たとえば、スキーでの撮影に使用する場合、履いているスキー板やストックだけでなく、周囲の風景も映し出すことが可能だ。

また、8:7という独特なアスペクト比のおかげで、従来の16:9や4:3、8:7のほかにも、9:16といった縦向き撮影もカメラを縦向きにせずにできるように。

(画像提供:GoPro)

ブレ補正も性能が向上。自動ブースト機能を備えるHypersmooth 6.0が登場。先代モデルの 「GoPro HERO11 Black」 から画像の分析技術が最大4倍向上しており、視野角を最大に保ちながらとても高いブレ補正効果を得ることができる。カメラが360° 回転しても水平を維持し、映像を撮影することも可能だ。

「GoPro HERO12 Black」 は、プロユースでの利用を考慮して、GP-LogエンコーディングとLUTを使用可能に。また、先代モデルで好評だった10-bitカラーと組み合わせて利用することで、色鮮やかな色彩を実現することが可能に。

(画像提供:GoPro)

撮影機能として、先代の 「GoPro HERO11 Black」 で好評だったナイトエフェクトは引き続き利用可能だ。ナイトエフェクトは、ブラシストロークエフェクトを作成できるライトペインティングのほか、星たちが空に弧を描くスタートレイル、車のヘッドライトなどを利用し地形に光のラインを描くライトトレイルの3つのプリセットが利用可能。「GoPro HERO12 Black」 では、録画の最後数秒から抽出された静止画が最終的なビデオと合わせて保存される。

睡眠中でも自動でカメラの電源が入り撮影できるスケジュールキャプチャー機能、シャッターボタンを押すのが遅れても、録画開始前の映像を最大30秒間撮影できるHighSight機能も従来どおり利用可能。そして、新たな機能として0.5秒〜120秒ごとに写真を撮影できるインターバル撮影にも対応した。

なお、「GoPro HERO12 Black」 にはプロシューマー向け機能として、最大4台のBluetooth対応機器との接続が可能。AirPodsなどの完全ワイヤレスイヤホン、ワイヤレスマウスなどのBluetoothオーディオに対応した製品であれば、映像にナレーションを入れることができる。

また、複数の 「GoPro HERO12 Black」 をシンクロさせるタイムコードシンクロ機能が利用でき、マルチカメラ編集も可能だ。

カメラの筐体自体には大きな変更はないものの、地味ながら重要な変化ポイントとして、マウントフィンガーにマウント用1/4-20ネジ穴が組み込まれるように。

つまり、「GoPro HERO12 Black」 で一般的なカメラマウントやアクセサリを使用できるようになっている。GoProはすでに多数のアクセサリが展開されているが、一般的なアクセサリを利用できるようになることで、さらに拡張性が高くなることだろう。

(画像提供:GoPro)

「GoPro HERO12 Black」 には、超広角の “よりダイナミック” な映像を撮影するためのアクセサリとして、「Maxレンズモジュラー2.0」 が用意される。同アクセサリを利用することで、177°の視野角において4K/60fps解像度で映像を撮影することができる。先代の 「Maxレンズモジュラー2.0」 は視野角が155°だったことから大幅に進化していることがわかる。モジュラーに搭載されたレンズは、傷への耐久性が2倍向上しており、さらに水を弾く疎水仕様になっている。

本体サイズは幅71.8 x 高さ50.8 x 奥行き33.6 (mm)。重量はバッテリー込みで154g 。内蔵プロセッサはGP2で先代モデルから変更なし。同梱バッテリーは、1,720mAhのEnduroバッテリー。

フロントスクリーンは1.4インチカラーLCD、リアスクリーンはタッチ操作に対応した2.27インチカラーLCD。インターフェースはUSB Type-C、メモリストレージはV30あるいはUHS-3以上のmicroSDカードに対応する。単体での防水性能は水深10mまで。

拡張モジュラーは、「Maxレンズモジュラー2.0」 「Maxレンズモジュラー」 「メディアモジュラー」 「ディスプレイモジュラー」 「ライトモジュラー」 に対応する。また、「HERO12 Black Creator Edition」 に同梱される。

  • Voltaバッテリーグリップ:1回の充電で4Kビデオを5時間以上撮影可能。カメラコントロールボタンも搭載
  • メディアモジュラー:前後方向の指向性マイク録音が可能
  • LEDライトモジュラー:4段階の明るさ (最大200ルーメン) に加え、オーバードライブモードとストロボモードを使用可能。GoProマウントに接続して単体のライトとしても利用できる

「GoPro HERO12 Black」 は、GoPro公式ストアのほか、Amazon.co.jpなど各ECストア・家電量販店等にて順次購入が可能になる。価格は62,800円(税込)。発売日は9月13日(水)を予定している。

▼ 「GoPro HERO12 Black」 を各ストアで購入する
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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。