
Googleは、同社のAIアシスタント「Gemini」のiPad向けアプリをリリースした。これまでiPadでは、iPhone版のGeminiアプリを互換モードで利用するしかなかったが、今回専用アプリが配信されたことで、iPadの大画面を活かした快適な操作が可能になった。
iPadに最適化されたUIとマルチタスク機能。45言語対応のGemini Liveも

Googleの広報担当Elijah Lawal氏がThe Vergeに送ったコメントによれば、新しいiPadアプリでは「シームレスで最適化された体験」を提供することを目指して設計されたという。iPadのマルチタスク機能である「Split View」にも対応し、Geminiを他のアプリと並べて使用できる。
新アプリでは、以下のAI機能をiPad上で利用可能だ。
- Gemini Live:自然で流れるような会話ができる音声インターフェース。45以上の言語に対応。
- Deep Research:リサーチやレポート作成を短時間で行える調査支援機能。複数ソースの統合や要約にも対応。
- Audio Overview:音声ファイルの要点を抽出し、すばやく理解するための支援ツール。英語限定だった初期リリースから一転、現在は45言語以上に対応。
- Canvas:AIとの共同編集空間。ドキュメントやコードをリアルタイムで共同作成できる新感覚のインターフェース。
- 画像・動画生成:ユーザーのプロンプトに応じて、高品質なビジュアルコンテンツを生成。iPadの画面を活かした操作性が魅力だ。

また、iPadのホーム画面にGeminiをウィジェットとして追加することも可能になり、Googleフォトとの連携機能もサポート。写真や動画を素材として直接Gemini上で扱えるように。
iPad版 「Gemini」 アプリは、すでにGeminiが提供されているすべての国で利用可能となっており、App Storeから無料でダウンロードできる。
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