Fitbit、新型スマートウォッチ 「Fitbit Sense」 発表 心電図・ストレス検出が可能。予約受付は9月10日(木)から

現地時間8月25日、Fitbitは新型スマートウォッチ 「Fitbit Sense」 を発表した。本製品は9月下旬に発売予定、価格は329.95ドル、米国では本日より予約受付が開始されているが、日本では近日中に開始されるものと予想される。

追記 2020年8月26日、Fitbitは 「Fitbit Sense」 の日本での発売に関して正式に発表した。発表によると、日本での予約受付は9月10日(木)からAmazonや一部家電量販店などで開始される予定。店頭での販売は10月2日(金)を予定しているという。日本での販売価格は39,990円(税込)とのこと。
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心電図・ストレス検出に対応した新型スマートウォッチ 「Fitbit Sense」

「Fitbit Sense」 は、Fitbitの新型スマートウォッチ。2017年に発売した 「Fitbit Ionic」 の実質的後継モデル。ただしその設計や着想は 「Fitbit Versa」 から得られており、「Fitbit Versa」 の上位モデルという立ち位置のようだ。

最大の特徴はECG(心電図)とEDA(皮膚電気活動センサー)センサーが搭載されているという点。

ECGはApple Watchにも搭載されている心電図を計測するためのもので、装着者の心臓の異変を検知することができる機能。センサーは 「Fitbit Sense」 側面に用意されていて、ここに指を置くことで計測できる。計測されたデータは 「Fitbit Sense」 から医師に共有することができる。

EDAは、装着者の精神的緊張(ストレス)などの変化によって発生する精神性発汗を計測できる機能。ストレスが検出されるとユーザーに対してストレスを軽減するためのヒントがアプリに表示されるという。「Fitbit Sense」 を手のひらで覆うことで計測でき、Fitbit Premiumのユーザーは運動バランスや睡眠パターンなどについても高度な計測ができるようになっているとのことだ。

ECGについては現在アプリのFDA審査待ちで、審査通過後は米国でのみ利用可能。米国外での利用は医療機器指令93/42/EECの承認を含む該当規制当局の承認待ちとなっているため、日本では当面は利用できない可能性が高い。また、EUにおいては規制当局の承認を受けるまで販促、運用、販売を行わないとのことだ。

「Fitbit Sense」 にはそのほかにも皮膚温度測定センサー、(改良版)心拍センサー、GPSなどのセンサーが搭載されている。もちろん、運動のトラッキングも可能なスマート仕様。NFCにも対応する。

また時計機能として画面の常時表示にも対応している。有機ELディスプレイによってバッテリー消費は少なくされていて、バッテリーは最大で6日以上もつ設計。毎日充電せずとも使用できるのが魅力のひとつ。

また、人工音声アシスタント 「Amazon Alexa」 「Googleアシスタント」 にも対応しており、ユーザーからの質問・命令に適宜応えることも可能だ。ちなみに両アシスタントが利用できるようになったのはFitbitとしてははじめて。GoogleのWear OSプラットフォーム以外でもはじめてのデバイスとなる。

「Fitbit Sense」 は9月下旬に329.95ドルで発売予定。カラーラインナップはカーボン/グラファイトステンレススチールと、ルナーホワイト/ソフトゴールドステンレススチールの2色。

販売対象国は米国、ヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランド、日本、カナダ、香港、シンガポール、インド、メキシコ。米国では本日から予約受付が開始されているが、日本では本日以降に予約受付が開始されるものと予想される。

追記2020年8月26日、Fitbitは 「Fitbit Sense」 の日本での発売に関して正式に発表した。発表によると、日本での予約受付は9月10日(木)からAmazonや一部家電量販店などで開始される予定。店頭での販売は10月2日(金)を予定しているという。日本での販売価格は39,990円(税込)とのこと。
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