[ img via WonderHowTo ]
Facebookの公式アプリがiPhoneのアプリのバッテリー持ちを悪くしていることは以前からも指摘されていたことで、ご存知の方も多いはずだ。ただ、Facebookは多くの人が利用しており、一種のITインフラと化している今、仮に公式アプリがどんなに処理が遅くとも、バッテリー持ちが悪くとも、誰もあっさりとアンインストールすることはできないだろう。
だが本日、今すぐにでもアンインストールしたいくらいの事実が発覚したのだ。
Facebookアプリは、バックグラウンドで勝手に動き続けている!
Facebookアプリが原因でバッテリー持ちが悪くなる理由として、バックグラウンド更新と位置情報サービスが指摘されていた。これらはiPhoneの設定でオフにすることができるはずで、この問題は解決していたように思えた。
だが、どうやらFacebook公式アプリはバックグラウンド更新をオフにしても勝手にバックグラウンド更新を続けていたとのことだ。許すまじ。
[ img via Matt Galligan ]
Matt Galligan氏の報告によると、Facebook公式アプリはバックグラウンド更新をオフにしたところで変わらず、iPhoneの電池使用量の15%を使っていたというのだ。
原因はタイムラインの自動再生機能やオーディオのバックグラウンド使用か
MacStoriesによると、これらが起こっている原因はFacebookのタイムラインを流れる動画などが自動で再生される仕組みや、オーディオのバックグラウンドでの使用機能に不具合があるとのこと。
また同サイトは、バックグラウンドでの動作を確立するために、勝手に「無音」を流し続けているのではと言う推測まで出ている状態だ。
対策は正直ないと言ってもいい
対策と言う対策はほとんどなく、ユーザーにできることといえば、Facebookアプリをアンインストールをして、ブラウザからFacebookを利用するくらいしかない。
海外では「ハイジャック」問題とまで言われているこの問題は、先月からRadditなどで指摘されていたはずなのだが、今回の件が問題視されてから突然のように、Facebookは「この問題を把握し、急いで修正を行っている」ことを発表した。
iPhoneユーザーとしてはかなり迷惑している問題なので早急な修正をお願いしたい。
[ via MacStories ]