3月18日、NTTドコモは 「5G・新サービス・新商品発表会」 をオンラインで開催。5G (第5世代移動通信システム) の商用サービスで利用できるスマートフォンとして、「Galaxy S20/S20+ 5G」 を3月以降に発売することを発表した。
「
「Galaxy S20/S20+/S20 Ultra」 の特徴
「Galaxy S20/S20+ 5G」 は、韓国Samsungが今年2月に発表した最新スマートフォン。6.2インチ〜6.9インチの有機ELディスプレイ、先代モデルのように両端が湾曲したデザインを引き続き採用した。
デザイン・画面
画面のリフレッシュレートは120Hz。先代は60Hzだったため、画面描画は2倍滑らかに。ただし、この高リフレッシュレートはバッテリー持ちを悪化させるため、通常は60Hzで駆動する設定になっている。画面の解像度はいずれも3200×1440で、HDR10に対応する。
画面上部にはパンチホールが用意されており、内向きカメラが内蔵される。この内向きカメラは顔認証機能が内蔵されており、顔を見せることで画面のロック解除が可能だ。また、「Galaxy S20」 シリーズは画面内に指紋認証機能が内蔵されており、画面の上に指を乗せてロック解除することも可能だ。
プロセッサ・バッテリー容量・防水性能
内蔵プロセッサはSnapdragon 865。バッテリー容量は 「Galaxy S20」 が4,000mAh、「Galaxy S20+」 が4,500mAhとなっている。バッテリーは本体下部にあるUSB Type-Cコネクタで行い、急速充電も利用可能だ。
また、ワイヤレス充電機能も搭載されており、急速ワイヤレス充電 (Fast Wireless Chaging) にも対応。さらに双方向のワイヤレス充電機能にも対応していて、Galaxy S20シリーズの背面にQi対応のデバイスを載せることで、Galaxy S20のバッテリーを他デバイスに共有することも可能だ。そのほか、IP68の防塵・防水設計になっているなど耐久性も十分。
ちなみに、それぞれ5G通信に対応しているものの、対応する周波数帯については違いがあり、「Galaxy S20」 がサブ6、「Galaxy S20+」 についてはサブ6とミリ波での通信に対応する。
各モデルの違い
今回発表された3機種それぞれの違いは、本体サイズと画面サイズ、RAM/ROMの組み合わせ、そしてカメラの性能だ。
画面サイズ・RAM・ROM
まずは 「Galaxy S20」 。画面の大きさは6.2インチで、RAM(メモリ)容量は8GBもしくは12GB、内蔵ストレージは128GBとなっている。
「Galaxy S20+」 の画面サイズは6.7インチ。RAM(メモリ)容量は8GBもしくは12GB、内蔵ストレージは128GB/256GB/512GBがラインナップ。
カメラ
カメラは 「Galaxy S20」 がトリプルカメラ、「Galaxy S20+」 はさらにToFセンサーを追加したクアッドカメラ仕様。
「Galaxy S20」 シリーズは3つのカメラが共通しており、1,200万画素の超広角レンズ (視野角120度)、120万画素の広角レンズ (視野角79度)、そして6,800万画素の望遠レンズ (視野角24度) を搭載する。
内向きカメラは3機種とも1000万画素カメラ (f値/2.2) がひとつ搭載、視野角は80度になっている。
シングルテイク
ちなみに 「Galaxy S20」 シリーズのカメラは新機能として 「シングルテイク」 と呼ばれる新しい撮影モードをサポートする。「シングルテイク」 は15秒の動画を撮影すると、その中からベストなショットを抽出できる機能。さらにループ・バウンス動画も撮影可能で、TikTokやInstagramなどの動画投稿サイトで有効活用できそうだ。
動画撮影は最大8K/30fpsが利用可能。撮影した動画は対応テレビなどで再生できるほか、Samsung製のスマートフォン同士でシェアすることも可能だ。
「Galaxy S20 5G」 は2020年3月25日、「Galaxy S20+ 5G」 は2020年5月下旬以降にNTTドコモから発売予定。カラーラインナップは、「Galaxy S20 5G」はクラウドブルー、クラウドホワイト、コスミックグレーの3色、「Galaxy S20+ 5G」はコスミックグレーのみ。
ちなみに 「Galaxy S20 5G (SC-51A)」を事前予約&購入した方全員に、完全ワイヤレスBluetoothイヤホン 「Galaxy Buds+」 をプレゼントするキャンペーンが実施される。予約購入は以下からどうぞ。