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Apple Musicのロスレスオーディオ、空間オーディオの提供開始

6月8日、Appleは 「Apple Music」 のロスレスオーディオ、空間オーディオ機能の提供を開始した (via MacRumors)。

ローリングアウト方式によるリリースとなっているようで、まだ一部のユーザーしか利用できないようだが、Appleは本日中にApple Musicのロスレスオーディオ、空間オーディオ機能の提供を開始すると発表していたことから、まもなくすべてのApple Musicユーザーがこれらの機能を利用できるようになると思われる。

ロスレスオーディオ、空間オーディオ機能が利用できるようになると、設定アプリ内のミュージックの項目に、空間オーディオやロスレスオーディオのオプションが追加される。

対応楽曲は、各楽曲のアルバム画面に表示される。対応楽曲は徐々に増えていくとのことなので気長に待ちたいところ。ちなみに空間オーディオのダイナミックヘッドトラッキングはMVのみが利用可能だが、今秋(iOS 15)からは通常楽曲でも利用可能になる。

追記:iPhoneの言語設定を英語にすると、ロスレスオーディオ、空間オーディオ機能が利用できるようになることが筆者の環境で確認できた。また、日本語設定では利用できない方が多いが、筆者のフォロワーさんからは利用できたとの報告も。中には、言語設定を変更しても利用できない人もいるかもしれないが、前述したとおり間もなく利用できるようになると思われる。

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Apple Musicのロスレスオーディオ、空間オーディオ機能が提供開始

Apple Musicのロスレスオーディオ、空間オーディオのサポートは今年5月に発表された、Apple Musicの新サービス。Apple Musicで配信される7,500万楽曲がロスレス音源で再生可能になり、Dolby Atmosに対応する楽曲は、空間オーディオ(3Dオーディオ)の再生もサポートする。

ロスレスオーディオや空間オーディオ機能は、Apple Musicに加入するユーザーであれば、追加料金なしで利用可能だ。Dolby Atmosによる空間オーディオは提供開始時点では、数千曲で利用可能。楽曲は定期的に追加されていくとのことだ。

ロスレスオーディオのフォーマットはALAC (Apple Lossless Audio Codec)、サンプルレートはCD音質16bit/44.1kHzから24bit/48kHzまで対応するほか、さらに最大24bit/192kHzのハイレゾロスレスにも対応する。

ハイレゾロスレスを利用するにはUSB DACなどの外部装置が必要となるものの、少なくともロスレス音源が利用できるようになるだけでも、これまでより高品質な音楽体験が可能になるはずだ。

Apple Music 空間オーディオ対応デバイス

  • iPhone 7シリーズ以降
  • 12.9インチiPad Pro(第3世代〜)
  • 11インチiPad Pro
  • iPad Air(第3世代〜)
  • iPad(第6世代〜)
  • iPad mini(第5世代)
  • MacBook(2018年以降)

空間オーディオ(Dolby Atmos)機能は、H1チップあるいはW1チップを内蔵するすべてのAirPods、Beatsヘッドホン、およびDolby Atmosでの再生に対応したiPhone、iPad、Macで利用可能。今秋からApple TVとM1チップ搭載Macでも利用可能になる。

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