
Appleは現地時間4月7日、Mac上でイマーシブビデオライブラリを管理できる新アプリ「Apple Immersive Video Utility」をMacとApple Vision Pro向けに公開した。
「Apple Immersive Video Utility」 MacとApple Vision Pro向けに公開

本アプリは、空間オーディオを使用して収録された180度の8K録画「Apple Immersive Video」を取り扱うために設計されており、Mac上でこれらのイマーシブビデオをインポート、整理、パッケージ化、レビューできるユーティリティアプリとなっている。
1台または複数のApple Vision Proと接続し、リアルタイムで映像の確認や再生が可能。複数デバイスによる同期再生機能も搭載されており、グループでの視聴やプロジェクトレビューにも対応している。
主な機能は以下。
- イマーシブビデオのインポートと管理
プレイリスト作成によるファイルの整理・検索が可能。 - Apple Vision Proとの連携機能
Vision Proで簡単にダウンロード・インポートできる形式でユーザーにファイルを共有する。 - メタデータの確認と編集
動的・静的なメタデータのスキャンおよびパッケージ内容の編集が可能。 - 複数デバイスへのストリーミング再生
Vision Proデバイスへのプレイリスト配信や、同期再生によるグループ視聴を実現。

「Apple Immersive Video Utility」アプリはmacOS Sequoiaを搭載したM1チップ以降のMacで利用可能で、Mac App StoreおよびvisionOS App Storeでダウンロードできる。現在は米国英語のみに対応している。
なお、本アプリは主にApple Immersive Videoの制作者向けに設計されたものと見られるが、現時点では誰でもダウンロード可能だ。
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(画像:Apple)