現在、Appleはハイエンドなオーバーイヤーヘッドホンを開発中と噂されているが、同製品は2020年後半に発売されることになりそうだ。
また、同製品の特徴のひとつとしてユーザーの手でイヤーパッドを交換することができる機能が備えられる予定であるとのこと。これらの情報を米メディアBloombergの名物記者Mark Gurman氏が16日に伝えた。
Appleのハイエンドヘッドホンはイヤーパッドが交換可能に
Appleがハイエンドオーバーイヤーヘッドホンを開発しているという噂が出始めたのは2018年。あれから約2年近くが経ったが、現在もAppleは同ヘッドホンの開発を継続しているようだ。Mark Gurman氏によれば、Appleはすでに2度ほど同ヘッドホンの発売を延期しており、現在は2020年後半の発売を目標に開発しているとのことだ。
さらに、同ヘッドホンには他社製品には(あまり)ない機能が搭載される可能性を伝えている。その機能とはイヤーパッドの交換機能。交換用のイヤーパッドはAppleから販売されるものとみられ、革を使用したプレミアムなものと、穿孔の小さい軽量で通気性のある素材を使用しフィットネスを重視したものの2種類が少なくとも用意されるとのこと。
現在、Apple社内で作られているプロトタイプではイヤーパッドは楕円形で回転する仕様になっているとのこと。イヤーパッドは薄い金属製のアームとヘッドバンドで繋がれており、アームはイヤーパッドの側面ではなく上部(表面)に取り付けられているという。
イヤーパッドとヘッドバンドのパッドについてはヘッドホンのフレームに磁気を使ってくっつける仕組みになっていて、簡単に取り外し、交換することができるという。イメージとしてはMaster&DynamicやBowers&Wilkinsのヘッドホンなどが参考になるかもしれない。Apple Watchのように好きなパーツを組み合わせることで、自分だけのヘッドホンをつくることもできるのかも。
もちろん、同ヘッドホンにはAirPodsやBeats製品に搭載されている独自チップが搭載されるため、iPhoneなどApple製品との連携はスムーズであるとのこと。
発売は2020年後半になるとの予測だが、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の影響で同製品を開発しているチームはリモートワークを強いられているため、今後の影響次第では発売が伸びる可能性があるとも伝えている。
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