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Apple、2026年度第4四半期決算を発表。9月期売上高は過去最高の1,145億ドル、iPhoneとサービスが牽引し通期売上高も最高記録を更新

Appleは米国時間11月2日、2026年度第4四半期(2026年7〜9月期)の決算を発表した。売上高は約1,145億ドル(前年同期比11.7%増)、純利益は約307億ドル(同11.8%増)となり、いずれも9月期として過去最高を更新。希薄化後1株当たり利益(EPS)も前年同期の1.85ドルから2.10ドルへと約14%増加し、好調な業績を記録した。

四半期を通じてiPhoneとMacの売上高が大きく伸びたほか、サービス部門も過去最高の売上高を達成。大中華圏をはじめとする主要地域でも2桁成長を記録した。また、アクティブデバイスのインストールベースは、すべての製品カテゴリーと地域で過去最高に達している。

なお、今回の決算発表は、2026年9月1日付でCEOに就任したジョン・ターナス氏にとって、新体制のもとで迎える初めての決算発表となった。

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iPhoneとサービスが過去最高を更新。9月期として過去最高の業績に

2026年7〜9月期におけるApple全体の売上高と純利益は以下のとおり。

項目売上高・純利益(前年同期比)
総売上高1,144億7,700万ドル(+11.7%)
純利益307億1,100万ドル(+11.8%)

製品・サービス別の売上高は以下のとおり。

製品カテゴリー売上高(前年同期比)
iPhone575億8,300万ドル(+17.5%)
Mac107億9,200万ドル(+23.7%)
iPad62億2,900万ドル(-10.4%)
Wearables, Home & Accessories83億ドル(-7.9%)
Services315億7,300万ドル(+9.8%)

地域別の売上高は以下のとおり。

地域売上高(前年同期比)
アメリカ486億8,000万ドル(+10.2%)
ヨーロッパ320億800万ドル(+11.5%)
大中華圏175億3,900万ドル(+21.0%)
日本65億4,000万ドル(-1.4%)
アジア太平洋地域97億1,000万ドル(+15.0%)

2026年7〜9月期の総売上高は、前年同期の1,024億6,600万ドルから11.7%増加し、1,144億7,700万ドルに達した。純利益も前年同期の274億6,600万ドルから307億1,100万ドルに増加。希薄化後EPSは前年同期の1.85ドルに対して2.10ドルとなった。

なお、今回のEPSには、関税還付(tariff refunds)による0.05ドル分の押し上げ効果が含まれている。粗利益率は47.9%で、こちらにも関税還付による約1ポイントのプラス効果が反映された。営業キャッシュフローは280億ドルに達し、同額の280億ドルを株主還元に充てている。

製品別に見ると、主力のiPhone部門は575億8,300万ドル(前年同期比17.5%増)を売り上げ、9月期として過去最高を記録した。新型モデルの投入に加え、好調な需要が売上高を押し上げた。

Mac部門も107億9,200万ドル(同23.7%増)と大きく伸びた。一方、iPad部門は62億2,900万ドル(同10.4%減)、ウェアラブル・ホーム&アクセサリー部門は83億ドル(同7.9%減)となり、前年同期を下回っている。

サービス部門(Services)は315億7,300万ドル(同9.8%増)となり、四半期として過去最高の売上高を更新した。ハードウェアのインストールベースが拡大するなか、サービス事業も着実に成長を続けている。

地域別では、アメリカが486億8,000万ドル(前年同期比10.2%増)、ヨーロッパが320億800万ドル(同11.5%増)、大中華圏が175億3,900万ドル(同21.0%増)、その他のアジア太平洋地域が97億1,000万ドル(同15.0%増)となった。主要地域のほとんどで2桁成長を記録しており、特に大中華圏の伸びが目立つ。

日本市場は65億4,000万ドル(同1.4%減)と、主要地域のなかで唯一の減収となったものの、グローバル全体では幅広い地域で売上高を伸ばした。

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ターナス新CEO「最も野心的な製品ラインナップで年末商戦へ」。通期売上高も4,790億ドルで過去最高

(画像:Apple)

2026年9月にCEOに就任したジョン・ターナス氏は、今回の決算について次のようにコメントしている。

「本日、Appleは前年同期比12%増となる1,145億ドルの9月期売上高記録を発表できることを誇りに思います。iPhoneが9月期の新記録を達成し、サービス部門も過去最高を記録したことで、Appleにとって過去最高の会計年度を締めくくりました。

私たちは今年を、これまでで最も野心的なラインナップで締めくくろうとしています。初代以来、最も変革的なiPhoneである『iPhone Duo』をはじめ、過去最もパワフルな『iPhone 18 Pro』および『iPhone 18 Pro Max』が含まれます。また、ホーム向けハードウェアの全く新しい世代を導入し、Macには初めてTouch機能を搭載しました。まったく新しいSiri AIとともに、これらは私たちをホリデーシーズンへと導く素晴らしいラインナップです」

また、最高財務責任者(CFO)のケヴァン・パレク氏は、2026会計年度の通期業績について次のように述べている。

「Appleは純利益とEPSで9月期の記録を達成しました。記録的な9月期は力強い2026会計年度の締めくくりとなり、通期売上高は過去最高の4,790億ドル、EPSは2桁成長を遂げました。当四半期中に280億ドルの営業キャッシュフローを創出し、280億ドルを株主の皆様に還元することができました。非常に高い顧客満足度とロイヤルティのおかげで、アクティブデバイスのインストールベースはすべての主要製品カテゴリーおよび地域で過去最高に達しました」

2026会計年度(2025年9月28日〜2026年9月26日)の通期業績を見ると、年間総売上高は4,788億3,400万ドル(約4,790億ドル)で、前年同期比15.1%増となった。年間純利益は1,321億7,500万ドル(同18.0%増)、希薄化後EPSは前年同期の7.46ドルから8.98ドルへと20.4%増加している。

サービス部門の年間売上高も1,233億100万ドル(前年同期比13.0%増)に達し、こちらも過去最高を更新。四半期だけでなく、通期でも各事業の成長が業績を押し上げた。

ティム・クック前CEOからバトンを受け取ったジョン・ターナス新CEOのもと、Appleは新たな体制でホリデーシーズンの年末商戦に臨む。主力の「iPhone Duo」や「iPhone 18 Pro」シリーズに加え、Touch機能を搭載したMac、新世代のホーム向けハードウェア、そして進化した「Siri AI」など、幅広い製品・サービスをそろえてホリデーシーズン(2027年度第1四半期)を迎える。