Apple、子どもの安全機能を強化。「ウェブサイト閲覧のリクエスト」など提供開始

Appleは9月15日、iPhoneやiPad、Mac向けの最新OS「iOS 27」「iPadOS 27」「macOS 27 Golden Gate」の提供を開始した。これにあわせて、子どものデジタル環境を保護するための新機能も利用できるようになった。

今回のアップデートでは、従来から提供しているペアレンタルコントロールを拡張。子どもが閲覧できるコンテンツや連絡を取れる相手、アプリを利用できる時間などを、保護者がより細かく設定できるようになっている。

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子ども用アカウントやウェブ閲覧の承認に対応

新しい「子ども用アカウント」では、年齢に応じたコンテンツ制限やApp Storeの年齢制限、成人向けサイトの制限などをアカウント単位で設定できる。18歳までのユーザーが対象で、13歳未満の子どもは「子ども用アカウント」の利用が必須となる。すでに利用しているiPhoneやiPadを、後から子ども用アカウントへ切り替えることも可能だ。

Safariには「ウェブサイト閲覧のリクエスト」が追加された。子どもが新しいウェブサイトへアクセスする際に、保護者へ承認を求めることができる。アプリのダウンロードや購入時に承認を求める「承認と購入のリクエスト」と組み合わせれば、子どもの利用範囲を段階的に広げられる。

連絡先の管理も強化され、子どもが新しい相手と連絡を取る際に保護者の承認を必要とする設定にも対応する。

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ゲームやSNSなどカテゴリごとに利用時間を設定

利用時間を管理する「許容時間」では、ゲーム、エンターテインメント、ソーシャルメディアなど、カテゴリごとに使用できる時間を設定できるようになった。曜日や時間帯に応じた設定にも対応しており、学校にいる時間帯だけ利用を制限するといった使い方もできる。

設定時には、子どもの年齢に応じた利用時間の目安も表示される。Appleによると、この機能は専門家による研究をもとに開発されており、保護者が利用時間を設定する際のスタート地点として活用できるという。

「スクリーンタイム」も再設計され、子どもの端末利用状況を確認しやすくなった。アプリやWebサイトの利用状況を一覧で確認できるほか、アクセス制限をワンタップで変更したり、必要に応じて利用時間を延長したりできる。

さらに、「コミュニケーションの安全性」の保護範囲も広がった。メッセージやFaceTimeなどで共有される画像やビデオについて、ヌードに加えて残酷・暴力的なコンテンツを検出した場合にも保護機能が働く。ライブのFaceTime通話も対象となる。

今回の子ども向け安全機能は、米国小児科学会(AAP)などの専門家によるオンライン上の安全や健康に関するガイダンスを参考に開発された。AppleはAAPとも連携し、同団体の「ファミリーメディアプラン」をApple製品の利用時に参照できるガイドとして提供している。

なお、「スクリーンタイム」のアップデートを利用するには、ファミリー共有グループ内にあるすべてのデバイスを「iOS 27」「iPadOS 27」「macOS 27」「watchOS 27」「visionOS 27」にアップデートする必要がある。

(画像:Apple)

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