現地時間9月24日、Amazonはメディア向けに新製品発表イベントを開催。同イベントのなかで新型 「Fire TV Stick」 と、その低価格モデル 「Fire TV Stick Lite」 を発表した。本日から予約受付が開始されており、9月30日に販売が開始される予定だ。
新型 「Fire TV Stick」 と低価格モデル 「Fire TV Stick Lite」 が発表
今回発表された新型 「Fire TV Stick」 は現行モデルから性能を引きあげ、より強力になったモデル。内蔵プロセッサが1.7GHzクアッドコアプロセッサに置き換えられており、性能が先代モデルに比べて50%向上。さらにHDRとDolby Atmosにも対応しており、より綺麗な映像と没入感あふれるサウンドでコンテンツを楽しむことが可能。消費電力も50%少なくなっている。
「Fire TV Stick Lite」 は、「Fire TV Stick」 から性能を落とした代わりにお求めやすい価格で購入できるようにした低価格モデル。出力できる映像の品質は 「Fire TV Stick」 と同じくHD画質だが、「Fire TV Stick Lite」 は立体音響技術Dolby Atmosが利用できない。また、アプリの起動やストリーミングの再生が 「Fire TV Stick」 の方が高速で、さらにリモコンの音量ボタンとミュートボタンが 「Fire TV Stick Lite」 には設けられていないなどの違いがあるという。
価格は 「Fire TV Stick」 が39.99ドル(日本での販売価格は4,980円/税込)、「Fire TV Stick Lite」 が29.99ドルで、その差は10ドル(約1,000円程度)なため、違いに悩んだら 「Fire TV Stick」 を購入しておくと良いのではないだろうか。
ちなみに2020年後半にはホーム画面の大幅な改良が予定されており、ユーザーのプロフィールとナビゲーションの改良を予定しているとのこと。さらにアプリのショートカットが設けられるなど、使いやすさの改良も進められる予定となっている。
新型 「Fire TV Stick」 は本日9月25日から予約受付が開始されており、発売は9月30日を予定している。価格は4,980円(税込)。「Fire TV Stick Lite」 については当記事掲出時はまだ予約受付が開始されていない。