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パナソニック、「Fire TV」 内蔵のスマートテレビ13機種を6月より順次発売へ。新高画質エンジンも搭載で映像強化

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パナソニックは8日、同社の手がけるスマートテレビのラインナップ 「VIERA (ビエラ)」 に、Amazonの 「Fire TV」 を内蔵した製品を投入すると発表した。

「Fire TV」 を内蔵する新型テレビは、有機ELモデル 「Z95A/Z90A/Z85A」 と液晶モデル 「W95A/W90A/W80A」 の合計6シリーズ13機種で、そのうち 「W95A」 はミニLEDバックライトを採用したモデルとなる。これらの新型テレビは、今年6月21日より順次発売予定だ。

パナソニックのスマートテレビ 「VIERA」 にFire TVが内蔵

今回パナソニックが発表した新型スマートテレビは、AmazonのテレビOS 「Fire TV」 を採用した製品だ。採用するFire TVはVIERA専用に開発されたもので、パナソニックとAmazonの両社の全面的な協業によって実現した。

この協業は、今年1月に米ラスベガスで開催された 「CES 2024」 において発表されていたもの。「Fire TV」 を採用したスマートテレビは日本を含むグローバルで発売予定とされていて、海外ではすでに発売済みとなっているものの、日本ではまだ展開されていなかった。

ラインナップは、有機ELモデルが3シリーズ6機種、液晶モデルが3シリーズ7機種の合計6シリーズ13機種だ。全モデルにFire TVを内蔵し、搭載エンジンには 「新世代 AI高画質エンジン」 を採用する。

モデル シリーズ サイズ 税込価格 発売時期
有機ELモデル Z95A 65型 52万円前後 2024年6月21日
55型 37万円前後
Z90A 65型 40万円前後 2024年6月21日
55型 29万円前後
Z85A 48型 23万円前後 2024年7月19日
42型 22万円前後
液晶モデル W95A 65型 37万円前後 2024年7月26日
W90A 65型 30万円前後 2024年6月21日
55型 26万円前後
50型 20万円前後
43型 19万円前後
W80A 50型 14万円前後 2024年7月26日
43型 13万円前後

Fire TVを採用することで、たとえばAmazonプライムビデオがテレビから視聴できるようになるほか、Amazonのアプリストアを介して、Netflixなどの各動画アプリをインストールし、テレビで直接楽しむことが可能になる。

さらに、Amazonの音声アシスタント 「Alexa」 も利用できるため、音声による操作も可能だ。スマート家電と連携することで、音声でこれらの家電を操作することもできる。

ただし、単にFire TVを採用したということではなく、Fire TVにこれまでパナソニックが培った技術を融合するかたちで提供されるため、従来からVIERAを利用していたユーザーも違和感なく利用することができる。たとえば、録画機能のオートチャプターや2画面機能なども引き続き利用できる。

他社のスマートテレビには、「Google TV」 や 「Android TV」 などを採用した製品もあるが、Fire TVの場合はテレビ番組のほかにOTT (ストリーミングサービス) も並ぶUIを採用しているため、テレビで視聴できるコンテンツに一覧性があるのが特徴のひとつと言える。

また、動作が速いのもFire TVの特徴だ。Amazonは独自のストリーミングデバイス 「Fire TV Stick」 や、STB (セットトップボックス) の 「Fire TV Cube」 を展開しているが、 今回のパナソニックのスマートテレビに内蔵されたFire TVは、最上位モデルである 「Fire TV Cube」 と同等、あるいはそれよりも高速に動作するため、視聴したい番組・コンテンツをサクサクと選ぶことができる。

進化はFire TVだけにあらず。パナソニックのこれまでのテレビ技術をさらに進化させるかたちで、画質の向上を行なっている。AI超解像と数理モデル3次元超解像をあわせた 「デュアル超解像」 や、ネット動画に多いパンディングノイズも抑制する 「ネット動画ノイズリダクション」、映画制作者の意図した映像を再現する 「FILMMAKER MODE」 を搭載した新世代AI高画質エンジン。実機デモで確認したが、確かに先代モデルに比べて大きく進化していることが実感できた。

特に一目で分かるくらいの進化が感じられたのが、パンディングノイズの抑制。映像の圧縮率によって縞模様状に見えてしまうパンディングノイズが、滑らかなグラデーションで表現されていた。ネット動画の視聴が快適になりそうだ。

また、「FILMMAKER MODE」 の効果も大きい。実機デモで 「ハリーポッター」 の映画作品を視聴させてもらったのだが、他社テレビでは暗すぎて見えなかった部分が、VIERAのテレビではハッキリ見ることができた。これまで過去に観た映画も新しいVIERAで視聴すると、印象が変わる作品もあるかもしれない。

それぞれのモデルの価格と発売時期は以下。

モデル シリーズ サイズ 税込価格 発売時期
有機ELモデル Z95A 65型 52万円前後 2024年6月21日
55型 37万円前後
Z90A 65型 40万円前後 2024年6月21日
55型 29万円前後
Z85A 48型 23万円前後 2024年7月19日
42型 22万円前後
液晶モデル W95A 65型 37万円前後 2024年7月26日
W90A 65型 30万円前後 2024年6月21日
55型 26万円前後
50型 20万円前後
43型 19万円前後
W80A 50型 14万円前後 2024年7月26日
43型 13万円前後

関連リンク4K液晶・有機ELテレビ ビエラ | Panasonic

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

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