現地時間9月9日、米Amazonは独自のスマートテレビ 「Fire TV Omni」 「Fire TV 4」 を発売すると発表した。「Fire TV Omni」 はハイエンドモデル、「Fire TV 4」 は普及モデルという位置付け。
Amazonが米国向けに独自スマートテレビを販売するのは今回がはじめて。
Fire TV Omni
「Fire TV Omni」 は、43、50、55、65、75インチの5ラインナップ。画面解像度は4K (3840×2160ピクセル) で、HDR 10、HLG、Dolby Digital Plusをサポート。65、75インチはさらにDolby Visionにも対応する。
極細ベゼルを採用しているため、より没入感の高い映像体験が可能。リフレッシュレートは60Hz。
音声アシスタント 「Amazon Alexa」 を搭載しており、音声のみでテレビをコントロール可能。スマートホーム製品の音声制御もできる。
また、ウェブカメラの接続にも対応しており、テレビ通話をすることが可能。本体内蔵マイクは手動で切ることも可能。ユーザーのプライバシーに配慮した形。
搭載ポートはHDMI 2.0×3、eARC対応のHDMI 2.1×1、USB-Ax1、Ethernet。価格は409.99ドル~1099.99ドル (約4万5000円~約12万700円)。米国では10月に発売予定。日本で展開されるかどうかは未定となっている。
Fire TV 4
「Fire TV 4」 は、43、50、55インチの3ラインナップ。画面解像度は4K (3840×2160ピクセル) で、HDR 10、HLG、Dolby Digital Plusをサポートする点は 「Fire TV Omni」 と変わらない。搭載ポートも、HDMI 2.0×3、HDMI 2.1×1、USB-A×1、Ethernetと 「Fire TV Omni」 と同じだ。
「Fire TV Omni」 と異なる点は、ベゼルが少し広いことと、より大型の65、75インチが用意されないこと。また、Webカメラを使ったビデオ通話にも非対応だ。
価格は369.99ドル~519.99ドル (約4万700円~約5万7100円) 。米国では10月に発売予定だが、日本で展開されるかどうかは未定だ。