iPad Pro 2018の歪み問題、0.4mm以内であれば仕様 Appleがサポート文章で強調

昨年11月に発売した新型iPad Pro。ホームボタンを廃止し、初めてベゼルレスデザインを採用したことで高い評価を受けているが、一方で発売以降、薄型化のおかげで 「曲がりやすい」 と話題だ。中には 「購入時点ですでに曲がっていた」 という報告が上がり、品質基準に問題があるのではないかと話題となった。

その中で、Appleは 「0.4mm (400ミクロン) 以下の歪みであれば仕様であり、問題ではない」 と問い合わせた記者に伝えていたが、現地時間1月5日に公開したサポート文章で改めてこの問題について言及している。

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iPad Pro 2018の歪みは400ミクロン以下と改めて強調

サポート文章によると、この iPad Pro (2018) は一体成形構造というプロセスで精密に製造されており、前モデルよりもむしろフラットに作られているという。

曲がりやすいあるいは出荷時点で曲がっていると言われているが、実際は0.4mm以下の歪みに収まるように管理されているそうだ。この0.4mmという数字は薄い紙を4枚重ねたのと同じくらい。見る角度によっては0.4mm以上の歪みに見えることもあるようだが、一般的な利用方法では問題なく使えるはずで、Appleの言う通り 「誤差の範囲」 とも言えるかもしれない。

この問題は主にセルラーモデルで発生しているようだが、Wi-Fiモデルにもわずかな歪みが確認できる場合があるという。大部分の端末が0.4mm以下の歪みに抑えられているが、もしそれ以上の歪みがあると感じられる場合はAppleに連絡してほしい、とサポート文章には記載されている。

ちなみに、湾曲していると話題になっているこの新型iPad Proの返品率は、過去のモデルと大して差はないことが明らかになっている。

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