2019年の新型iPhone、やはりUSB-C搭載か ノッチ小型化、ディスプレイ内蔵型Touch ID搭載も予想

今年、Appleが発売しそうな製品の中で、最も注目を集めそうなのは噂の新型iPad miniだが、なんだかんだ言ってユーザーは次期iPhoneにも注目しているはずだ。

次期iPhoneはすでに多くのアナリストやリーカーから情報が寄せられており、朧げながらその想像図は見えつつあるが、さらにAtherton ResearchのアナリストJean Baptiste Su氏が次期iPhoneに関する予測を公開している。

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USB-C搭載、ノッチ小型化、ディスプレイ内蔵型のTouch IDなど

同アナリストの予測レポートによると、次期iPhoneは3つの特徴があるという。

そのうちのまず1つ目は、USB-Cポートを搭載するという点。これまでiPhoneは、「iPhone 5」 からずっとLightningポートを搭載してきたが、時代の流れからLightningポートからUSB-Cに変更されると予想されている。

昨年11月に発売したiPad Pro (11/12.9インチ) がLightningポートではなく、USB-Cポートを搭載したことが、さらにその予想に拍車をかけている。

USB-Cポートを搭載することで、次期iPhoneはUSB-PDによる急速充電に対応する可能性が高い。また、USB-Cを搭載したデジタル一眼レフカメラから直接画像を取り込んだり、外部ディスプレイに対して映像出力ができるようになるかもしれない。

2つ目はディスプレイ内蔵型Touch IDが搭載されるという予想。これは正直なところ現実的な予想ではない気もするが、マスクを着ける機会が多い日本のユーザーにとって、Face IDは不便であるという意見もあることから、Face IDに頼らない生体認証を搭載する可能性もゼロではないだろう。ただし、これを搭載するにはコスト増は避けられないため、Appleが積極的に導入しようと考えているとは考えづらいが。

最後は、ノッチの小型化。iPhone X以来、iPhoneのデザインはやや賛否両論だ。なぜなら、画面上部の切り込み(ノッチ)がカッコ悪いという意見があるからだ。これがカッコ悪いかそうでないかはユーザーによりけりだとは思うものの、それでももし小型化できれば、これまでiPhone Xシリーズを避けてきたノッチ否定派のユーザーを取り込むことができるかもしれない。顔認証用の赤外線モジュールとインカメラを統合するなど、コンポーネント数を減らす工夫で小型化できる可能性がある。


これらの予想は、すでに他の著名アナリストもしており、決してJean Baptiste Su氏が初めてではない。ただし、現行のiPhoneは高額であることやユーザーからの不満を全て解消することができておらず、販売が不調であることが明らかになっている。同じ失敗をしないためにも、AppleはiPhone XS/XS Maxに改良を加えた新型モデルを投入する可能性が高い。それが今回のJean Baptiste Su氏をはじめ、各著名アナリストが考える新型iPhoneだ。

これから秋の発売に向けて、様々な予想やリーク情報がもたらされるだろう。今年、新型モデルを購入しようと考えている方は、ぜひ今後の情報に注目していただきたい。

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