Apple Watchの売上はすこぶる好調だが、それとは裏腹にソフトウェアの縮小が問題となっている。
4月3日、Instagramが最新アップデートの提供を開始しているが、このアップデートによってApple Watch向けアプリを提供することをやめた。
InstagramのApple Watchアプリは、自身の投稿に対するコメントやフォローされたことを知らせる通知が確認できたほか、フィードから写真を「いいね!」することができた。
しかし、利用者が少ないからなのか「Apple Watch」アプリは最新アップデートによって削除された。バージョンを39.0にあげることによって、自動的にApple Watchから削除される仕組みになっている。
Apple Watchは、徐々に対応アプリが減っている状態。SNSの代表格とも言えるTwitter、AmazonやGoogleといった誰もが利用するサービスの多くがApple Watchから去っていった。
撤退の理由は、企業側の戦略が関係している可能性はあるものの、やはり本命は利用しているユーザーが少ないことだろう。
筆者もApple Watchは長く使っているが、Apple Watch側で操作する機会はごく稀だ。動作がiPhoneに比べて遅いだけではなく、画面が小さいため表示できる情報が少ないからだ。
小さい画面をタッチするのも辛さがあり、全然”スマート”なウォッチじゃない。大手アプリが撤退を決めるのも致し方ないことなのかもしれない。
Appleに改善する意識があるのかは分からないが、もしこれらのアプリがApple Watchに帰ってくるとしたら、Apple WatchのUI変更や画面自体が大きくなったタイミングだ。
今秋に、Appleは大画面化したApple Watchをリリースするとの噂がある。これが本当かどうかは不明だが、実現したら少しはApple Watchアプリが使いやすくなるだろうか。
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