一部の旧OSを搭載したWindows端末や、「Apple TV(初代)」を利用している場合、iTunes Storeを利用出来なくなることが分かった。Appleが、これらの端末を利用するユーザーに向けたサポートドキュメントを公開し、注意喚起を行っている。
対象端末は以下のとおり。
- Windows XP
- Windows Vistaを搭載したPC
- Apple TV(初代)
これは、2018年5月25日に実施されるAppleのセキュリティ対策の刷新による影響。同日から、上記の製品は、iTunes Storeを利用することができなくなるとAppleはアナウンスしている。
Appleによると、「Apple TV(初代)」はApple製品の中でも最も古い部類で、アップデートの対象にならないため、セキュリティの変化に対応することができないとしている。
また、「Windows XP」または「Windows Vista」を搭載したPCの場合は、Microsoftのサポートがすでに終了しており、最新バージョンのiTunesを利用することができないため、iTunes Storeを利用することができなくなるとのこと。
Appleのサポートの対象外とはなるものの、以前のバージョンのiTunesを引き続き利用することはできる。ただし、iTunes Storeで新たにコンテンツを購入したり、そのPCで以前購入したコンテンツを再ダウンロードしたりすることはできなくなる。
Appleは、これらの端末を利用するユーザーに向けたサポートドキュメントを公開するとともに、「Apple TV(初代)」を所有するユーザーに向けては注意喚起するメールを送信している。詳細はこちらから確認していただきたい。
上記の端末を利用しているユーザーが引き続きiTunes Storeを利用するには、最新版のiTunesが利用できる端末を購入するか、OSのアップグレードなどが必要になる。
[ via MacRumors ]