来週火曜に発表が予定されている新型iPhoneの「iPhone X」。同端末はホームボタンが廃止される代わりにベゼルが極狭になり、ディスプレイが端末全体に広がることが予想されている。
しかし、端末の前面にはカメラやレシーバーなど多数のコンポーネントを配置する必要があるため、完全なベゼルレスデザインにすることはできない。よって、ディスプレイ上部には凹型の食い込みが配置されることになる。
そして、「iPhone X」には3種類のカラーラインナップが用意されるとされているが、本体カラーがホワイトだった場合、「iPhone X」のベゼルもホワイトになるなど端末カラーによってベゼルの色が異なることが予想されていたが、これは全て黒で統一されるようだ。
「iPhone X」は全カラーのベゼルが黒に
これを報告しているのは、Appleの情報に定評のあるKGI SecuritesのMing-Chi Kuo氏。彼によると、「iPhone X」のノッチ部分(凹型の食い込みのこと)には、フロントカメラ、環境光センサー、近接センサー、3Dセンサーなどの6つもコンポートネントが配置される予定。
ただ、やはり3Dセンサーに関しては部品数が不足しているとのこと。実際の出荷数に関する言及はないものの、先日から発売が遅れることが各所から報告されていることから、初期出荷数は少ないことが予想される。
また、Kuo氏は「iPhone X」のベゼルについて言及している。彼によると、「iPhone 8」のカラーラインナップはブラックとホワイト、そしてゴールド(ブラッシュゴールド?)の3種類だが、いずれもベゼルは黒仕様になっているとのこと。
先ほど、来週公開予定の「iOS 11 GM」から黒系の壁紙が複数枚見つかっていることから、やはりAppleは黒の表現が得意な有機ELディスプレイと黒ベゼルの組み合わせを重要視しているようだ。この特徴を使えば、ベゼルと画面の境界面を曖昧にすることができ、美しい端末デザインになることだろう。
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— NANA@夏イベ掘り完遂 (@NANA_CoRRiENTE) 2017年9月9日
[ via 9to5Mac ]