今年、Appleは3つのiPhoneを世に送り出そうとしている。ひとつはデザイン刷新、新機能を多数搭載した最上位機種「iPhone 8」。そして残るは、現行機種のアップグレードモデル「iPhone 7s / 7s Plus」。
これらの次期iPhoneは、「iPhone 8」の製造が行き詰まっていることから、発表・発売時期が例年の9月以降になることが予想されているが、とある人物の報告によると、Appleは順調に新型モデルの製造を開始しているようだ。
「iPhone 8」の製造に遅れはなし?「Touch ID」も画面内蔵へ
この情報を伝えているのは毎度おなじみのBenjamin Geskin氏(@VenyaGeskin1)。彼はこれまでも多数のリーク情報を提供してきたが、本日もFoxconnの内部情報を伝えている。
彼の仕入れた情報によると、iPhoneの製造を行っているFoxconnは、Appleが今年発売する3つのiPhoneの試験製造を開始したとのこと。そのペースは1日に200台程度。
Fingerprint identification was under-screen in testing machine. Maybe they done it successfully.
— Benjamin Geskin (@VenyaGeskin1) 2017年7月24日
さらに、期待の「iPhone 8」については指紋認証機能「Touch ID」が画面に内蔵するのか、それとも電源ボタンに仕込まれるのか、はたまた「Touch ID」自体廃止されるのか様々な憶測が飛び交っているが、Geskin氏によると、おそらく画面内蔵のテストにも成功したとのこと。これが事実かどうかは定かではないものの、もしかすると「iPhone 8」の指紋認証は画面をタッチするだけで完了できるようになるのかもしれない。
先日、「iPhone 8」の生産は「PVT(量産検証試験)」段階にあり、来月にも本格的に量産が開始されることが著名リーカーから漏れ伝わってきているように、やはり「iPhone 8」は本格生産は開始されていないものの、それも秒読みの段階に入ってきているようだ。
気になる発表・発売に関して、Appleが順調に製造を開始できた場合、早くて今年9月に発売できる可能性が出てきたということ。そうなると、発売まであと2ヶ月と迫ってきていることを意味している。
噂では量産の難しさから少量出荷になり、年内の入手は困難になるという情報もあるが、果たしてどうなるだろうか。