【週刊イモリ】ご飯くれないとイタズラするぞ! (2015/10/31号)

アカハライモリ20151031

トリック・オア・トリート!!本日10/31はハロウィンだ。

ここ数年で日本でも一大イベントとなりつつあるハロウィン。
今晩は友人と仮装パーティーに参加する人もいるのではないだろうか。

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我が家でもハロウィンパーティーを開催!

我が家では、昨日のうちに一足早くハロウィンパーティ「赤虫の大盤振る舞いイベント in Halloween 2015」を開催し、家にいる熱帯魚やイモリたちに赤虫などのエサを多めに振る舞った。

実は我が家の熱帯魚たちには、普段は人工エサばかりを与えていて、あまり赤虫を食べさせていない。
イモリたちの食べ残し分をちょっと与えることはあるが、たまにはそんな熱帯魚たちにもお腹いっぱい赤虫を食べてもらおうということで、今回このパーティーを開催したのだ。

パーティ自体は盛況を博し、大成功に終了。いつもの人工エサと変わらないか同じくらいの賑わいを見せる結果となった。

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その時、事件は起こった・・・

熱帯魚たちに赤虫を与えている間、とりあえずキメラ(アカハライモリ×シリケンイモリのハイブリッド)はいつものご飯用タッパーに移動だけしてもらい、あとでちゃんとあげようと軽い気持ちで放置していたのだが、その雑な扱いが大事件を引き起こすきっかけとなってしまった・・・。

ふと見ると、タッパーの中にキメラの姿がない。
フタの後ろにくっついてるのかなと思ってフタをひっくり返してみたが、いない。

もしかしてこれは・・・脱走・・・!?(ざわ・・・ざわ・・・)

よく見ると、フタがきちんと閉まっていなかったようで、少しだけ隙間が開いていた。
上には何も物を乗せていなかったので、フタを自分で動かして脱走したらしい。

これはまずいと思い、とりあえずタッパーの回りのものをざっと片付けたが、いない。
イモリの好きそうなちょっとした隙間なんかも探したが、いない!!

・・・とりあえず焦る気持ちを抑えて、冷静に考えてみる。

脱走してそんなに時間は経っていないし、あの体の大きさだとそんなに遠くまでは行けないはず!

エサを仕掛けてキメラが釣れるのを待つか・・・でも乾燥してイモリ干しが発見されるのもイヤだ!
そんな時「意外と近くに隠れてるのでは」と思って、もう一度水槽回りを確認すると、イモリ水槽のデジタル温度計が目に入った!

「隙間があるな・・・もしかして!」と思い、温度計をそっと避けると、温度計の後ろでちっちゃく丸まったキメラを発見!!
隣の30cm水槽との隙間に逃げ込もうとしたので、さっと捕まえてタッパーの中へ!

うおおおおおおおおおおおおおおおおお!

時間的には10分ほどの脱走劇だったが、相当ヒヤッとさせられた。

イモリは「脱走の名人」と有名

よくイモリの飼育の注意点で強調して書かれているのが、「水槽のフタをちゃんとすること」
フタがきちんと閉まっていなくて、いつの間にか脱走され、翌朝に干からびて発見されたということもあるらしい。

今までは、我が家のイモリに限ってそんなことはないだろうとか、いつもこんなにぼーっとしているイモリたちが脱走なんてできるものか、と思っていたが、今回の事件で考えを改めた。

ちょっとした隙間もきちんと塞いで、水槽のフタはしっかりと!
自作のフタを使っている人もいると思うが、軽いフタの場合は開けられてしまうこともあるので、上に重しを置いておくなどした方が良いだろう。

イモリなりの「トリック・オア・トリート」?

キメラをタッパーに戻したあと、赤虫食べたいオーラがダダ漏れだったので、すぐに赤虫をあげてやった。これもご飯を待たされたキメラなりの「イタズラ」だったのだろうか。

シリケン×アカハラハイブリッド20151031

もしかすると、今こうして記事を書いている最中にもまた脱走を試みているかもしれない。

イモリ愛好家の皆さん、脱走には十分ご注意を!

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