iPhone値上げの裏で「AirPods 5」は実質値下げ。ワイヤレス充電不要+ANCなら9,000円お得になる計算に

Appleは9月10日(日本時間)、新型ワイヤレスイヤホン「AirPods 5」を発表した。日本では23,800円の標準モデルと、27,800円のワイヤレス充電ケース付きモデルを用意する。すでに予約注文を受け付けており、9月18日に発売する。

今回の「AirPods 5」は、両モデルともアクティブノイズキャンセリング(ANC)を搭載したことが大きなポイントだ。従来モデルではANCの有無によって価格に開きがあったが、「AirPods 5」では23,800円の標準モデルからANCを利用できる。

それだけで「実質値上げ」と捉えることもできるが、実はワイヤレス充電が不要なユーザーにとっては、先代モデルよりかなり購入しやすくなっているのだ。

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ANC搭載モデルが23,800円に。先代より6,000円安く

2024年に登場した「AirPods 4」は、ANC非搭載・ワイヤレス充電非対応のモデルと、ANC搭載・ワイヤレス充電対応のモデルの2種類が用意されていた。

ANC搭載モデルは発売時29,800円だったが、その後の値上げで32,800円に。つまり、これまではANCを使いたい場合、ワイヤレス充電対応モデルを選ぶ必要があった。

今回の「AirPods 5」では、この構成が変わった。23,800円の標準モデルにもANCが搭載され、ワイヤレス充電が不要なら、先代のANC搭載モデルより9,000円安く購入できる。

製品名ANCワイヤレス充電価格
AirPods 4(ANC非対応モデル)23,800円
AirPods 4(ANC対応モデル)32,800円
AirPods 5(通常モデル)23,800円
AirPods 5(ワイヤレス充電ケース付きモデル)27,800円

一方、ワイヤレス充電に対応したモデルは27,800円。こちらも「AirPods 4」の32,800円から5,000円値下げされている。

つまり「AirPods 5」は、ANCが欲しいだけなら23,800円、ワイヤレス充電も欲しいなら27,800円という価格設定になった。ワイヤレス充電を使わないユーザーにとっては、ANCを追加料金なしで利用できるようになったことが大きい。

なお、標準モデルはイヤホン本体を感圧センサーで操作して再生や通話などをコントロールできるが、一方、上位モデルでは本体をスワイプして音量を調節できるほか、ANCを有効にした状態での連続再生時間も最大5時間と、標準モデルより1時間長いなどの追加機能がある。

ケースの充電方法も異なる。標準モデルはUSB-Cでの有線充電のみに対応するのに対し、ワイヤレス充電ケース付きモデルはUSB-Cに加えてApple Watch充電器とQi充電器でも充電できる。また、ケースから音を鳴らして探す機能も上位モデルだけが備える。

つまり、標準モデルと上位モデルとの4,000円の価格差には、ワイヤレス充電への対応だけでなく、本体の音量スワイプ、バッテリー駆動時間、ケースを探す機能といった違いも含まれていることはぜひ頭に入れておいて欲しいポイントだ。

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※文中の価格はいずれも税込

(画像:Apple)

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