熊本県で最大震度7の地震、携帯各社が「災害用伝言板」提供。通信障害も発生

(画像:NTT西日本)

7月28日午後4時27分ごろ、熊本県熊本地方を震源とする強い地震が発生した。熊本県では最大震度7を観測。地震の影響で携帯電話や固定通信サービスにも障害が発生しており、通信各社が復旧作業を進めている。

地震を受け、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルの各社は、安否情報を登録・確認できる「災害用伝言板」の提供を開始した。

また、NTT東日本とNTT西日本も、音声で安否情報を録音・再生できる「災害用伝言ダイヤル(171)」や、Webサイトから利用できる「災害用伝言板(web171)」の提供を始めている。

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災害時の安否確認を支える「災害用伝言板」 通信障害への備えとして提供

災害用伝言板は、大規模な災害が発生した際に、被災した人が自身の安否情報を登録し、家族や知人がその情報を確認するためのサービスだ。地震などで電話が集中すると、通常の音声通話がつながりにくくなることがあるため、安否確認の手段を確保する目的で各通信事業者が提供している。

NTTドコモは、地震の発生を受けて災害用伝言板のサービスを開始。利用者は安否情報を文字で登録でき、家族や知人は携帯電話やパソコンから登録された情報を確認できる。

KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルも、それぞれ災害用伝言板を提供している。大規模な災害が発生した際には、電話がつながりにくい状況も想定されるため、家族や知人との連絡手段として利用できる。なお、KDDIはUQモバイルやpovo利用者にはNTTの災害用伝言板(web171)を利用するよう案内している。

NTT東日本とNTT西日本は、音声による安否確認に対応する災害用伝言ダイヤル「171」と、Webサイトを使って安否情報を登録・確認できる「災害用伝言板(web171)」の提供を開始した。災害用伝言ダイヤルは、全国の加入電話や携帯電話などから利用できる。

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熊本県の一部で携帯電話や固定通信に影響 基地局の停電や伝送路故障も

今回の地震では、通信サービスそのものにも影響が出ている。

NTTドコモは、熊本県の一部エリアで携帯電話サービスが利用できない、または利用しづらい状況が発生していると発表した。午後5時時点では詳しい影響範囲や対象サービスを確認しており、復旧の見込みは明らかにしていない。今後、影響範囲などが判明次第、情報を更新するとしている。

KDDIも熊本県の一部で通信障害が発生していると発表。au、UQ mobile、povoに加え、au回線を利用するMVNOにも影響が及んでいる。原因については、地震による基地局の停電や伝送路の故障としている。現在、復旧作業を進めており、影響範囲や復旧時期を確認している。

楽天モバイルも、地震の影響で熊本県の一部エリアにおいて携帯電話サービスが利用できない、または利用しづらい状況が発生していると発表した。こちらも復旧作業を進めており、詳しい影響範囲や復旧時期は確認中としている。

NTT西日本も、熊本県などで固定電話や光回線が利用できない、または利用しづらい状況が発生していると発表している。

今回の地震では、携帯電話だけでなく固定電話や光回線などにも影響が広がっている。通信が利用できる場合でも、災害直後は安否確認などで電話が集中し、つながりにくくなる可能性がある。家族や知人の安否を確認する際は、各社が提供する災害用伝言板や災害用伝言ダイヤル「171」などの利用も選択肢となる。

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