YouTube Shortsを「完全オフ」可能に。0分設定が一般ユーザーにも拡大、無限スクロールからの脱出が図れるように

米Google傘下のYouTubeは、ショート動画機能「Shorts」を事実上オフにできる新たな設定を、AndroidおよびiOS向けアプリで順次展開している。視聴時間の上限を「0分」に設定することで、Shortsフィードを完全に非表示にできる仕組みで、2026年4月15日ごろから一般ユーザーにも広がり始めた。

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Shortsを「見ない」選択肢が正式機能に

今回の機能は、もともと2026年1月にYouTube公式ブログで公開された「YouTube Safety Update: New Parental Controls for Teens」に端を発するものだ。当初は、保護者が子どもやティーンの利用を管理する「監督付きアカウント(Google Family Link)」向けの機能として初めて導入された。

Shortsフィードの視聴時間を制限できる「Shorts feed limit」が追加され、15分から最大2時間までの範囲で設定可能だったが、発表時点で「0分(完全オフ)」は後日対応とされていた。その後、数週間以内にこの0分設定が実装され、2月頃までには保護者管理アカウントで広く利用可能になっていた。

こうした流れを受け、今回のアップデートではこの「0分設定」が一般ユーザーにも開放されたかたちとなる。短尺動画の過度な視聴や、いわゆる「無限スクロール」への対策として、利用者自身が明確に距離を置ける機能として位置付けられる。

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0分設定でShortsタブやホーム表示も非表示に

設定はアプリ内の「設定」→「時間管理」→「Shortsフィード制限」から行う。制限時間は0分〜2時間で選択でき、0分を選ぶと即座にShortsの視聴が制限される。

0分に設定した場合、Shortsタブには動画が表示されず、「視聴上限に達した」といった通知のみが表示される。また検証では、ホーム画面からもShorts動画が排除される挙動が確認されており、アプリ内でShortsをほぼ目にしない状態にできる。

この機能は、従来の「視聴時間に応じて警告を出す」仕組みから一歩進み、特定コンテンツそのものを遮断する選択肢をユーザーに委ねたものだ。短尺動画はTikTokなどをきっかけに急速に普及し、YouTubeでも膨大な再生数を稼ぐ一方で、視聴の習慣化や集中力への影響を懸念する声も根強い。

今回のアップデートにより、長尺動画を中心に使いたいユーザーや、意図しない長時間視聴を避けたいユーザーにとっては、シンプルかつ即効性のある対策が用意されたことになる。

(画像:Google)

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