
国内ディスプレイメーカーのJAPANNEXTが、4K解像度に対応した2つの新製品を10月10日(金)に発売する。
ひとつは携帯性を重視した17.3インチモバイルモニター「JN-MD-IPS173U」、もうひとつはサイネージ用途にも対応する75インチ大型液晶「JN-V750U-M」だ。
両製品ともにHDR対応と高精細な4K解像度を軸にした製品になっていることから、今回の新製品は据え置き・モバイル両面からユーザーの作業環境をアップデートできる構成となっている。
直販価格は前者が59,980円(税込)、後者が194,980円〜(税込)。
モバイルでも4K。17.3インチの「JN-MD-IPS173U」

「JN-MD-IPS173U」は、4K(3840×2160)解像度のIPSパネルを搭載したモバイルモニターだ。厚さ13mm・重量約0.89kgと軽量で、ワーケーションや出張先、自宅リビングなど、設置スペースが限られる環境でもマルチディスプレイ環境を実現できる。
sRGB 100%/DCI-P3 88%をカバーする広色域パネルは、最大輝度400cd/㎡、コントラスト比1200:1の仕様。HDR400相当の表示性能により、写真・映像・ゲームコンテンツを鮮やかに再現する。視野角は上下左右170度で、複数人での画面共有にも適している。
接続端子はUSB-C×2とminiHDMI×1。USB-C接続時は映像出力と給電を1本でまかなえるハイブリッド仕様となっており、ケーブル周りをすっきりまとめられる(miniHDMI使用時はUSB-Cからの給電が必要)。
そのほか、1W×2のステレオスピーカーと、スタンドとして使えるマグネット式スマートケースを付属。メーカー保証は2年間となる。
サイネージにも最適。75インチVAパネル「JN-V750U-M」

もうひとつの新製品「JN-V750U-M」は、75インチの大画面を備えた4K(3840×2160)液晶モニターだ。
VAパネル採用により、コントラスト比4800:1を実現し、黒の再現性を高めている。HDR400相当の高輝度(400cd/㎡)パネルはsRGB 99%をカバーし、映画・ゲーム・会議用途はもちろん、デジタルサイネージにも対応する。
インターフェイスはHDMI 2.0×3のほか、USBポートを搭載。USBメモリを挿すだけで写真や動画を再生でき、パソコンなしでもサイネージ表示が可能だ(自動再生には非対応)。10W×2のスピーカー、リモコン、200×300mmのVESAマウントにも対応する。
価格は通常保証モデルが194,980円(税込)、3年保証モデルが204,730円(税込)、5年保証モデルが214,480円(税込)。用途や設置環境に合わせて保証を選ぶことが可能だ。
(画像提供:JAPANNEXT)