Samsung「One UI 8」をGalaxy現行モデルに順次展開。日本限定「アイドル」エフェクトも追加

サムスン電子ジャパンは10月9日、最新ユーザーインターフェース「One UI 8」の対応範囲を拡大し、Galaxyスマートフォンおよびタブレットの現行モデルへの提供を順次開始すると発表した。

これまで「One UI 8」は2025年8月に登場した「Galaxy Z Fold7|Z Flip7」および9月発売の「Galaxy Tab S11|S11 Ultra」に限られていたが、今回のアップデートにより、2022年の「Galaxy S22」シリーズ以降に発売されたすべてのモデルが対象となる。

「One UI 8」は、Samsung Galaxyの幅広いデバイスでシームレスに動作するよう設計された最新UIだ。デザイン面ではより直感的なレイアウトと操作体系を採用し、日常的なタスクをスムーズにこなせるよう最適化。AI機能の統合も進化しており、生産性と利便性を両立したスマートな体験を提供する。

アップデートは10月上旬から順次配信予定。最初に「Galaxy S25」シリーズが対応し、続いてミドルレンジの「Galaxy A53」や「A25」など、エントリーモデルにも展開されるという。タブレットでは「Galaxy Tab S10 FE」シリーズが先行する見込みだ。

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ギャラリーAIに日本限定「アイドル」エフェクト追加

今回のアップデートで注目すべきは、ギャラリー内のAI編集機能「ポートレートスタジオ」に追加された日本限定エフェクト「アイドル」だ。

この新エフェクトは、まるでアイドルの宣材写真のような仕上がりに加工できるもので、照明や肌の質感、背景ボケのバランスなどが自動で最適化される。国内向けモデル限定の機能となっており、日本市場への特別対応がうかがえる。

「アイドル」エフェクトに対応するのは以下のハイエンドモデルだ。

  • Zシリーズ:Galaxy Z Fold7/Fold6/Fold5/Z Flip7/Flip6/Flip5
  • Sシリーズ:Galaxy S25/S25 Ultra/S24/S24 FE/S24 Ultra/S23/S23 FE/S23 Ultra
  • Tabシリーズ:Galaxy Tab S11/S11 Ultra/Tab S10+/S10 Ultra/Tab S9/S9+/S9 Ultra

また、ポートレートスタジオにはペット写真へのスタイル適用機能も追加され、犬や猫の写真に「油絵」や「魚眼レンズ」などのアート調フィルターを適用できるようになった。

「One UI 8」は外観の刷新だけではなく、AIによるアシストやコンテンツ生成機能を一段と強化するアップデートだ。Galaxyユーザーは、今後数週間のうちによりスマートで “気が利く” 体験を手にすることになるだろう。

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(画像提供:サムスン電子ジャパン)

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