GAME FREAK、新作アクションRPG『Beast of Reincarnation』発表。2026年、ポストアポカリプスの日本が舞台に

「ポケットモンスター」 シリーズで知られるGAME FREAKが、「Xbox Games Showcase 2025」 にて完全新作となるアクションRPG『Beast of Reincarnation(ビースト・オブ・リインカーネーション)』を発表した。

本作は、2026年にXbox Series X|S、PlayStation 5、PC(SteamおよびMicrosoft Store)向けに発売され、Xbox Game Passにもローンチ初日から対応する。

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「4026年の日本」 で繰り広げられる、一人と一匹の黙示録的旅路

本作は、2023年に「Project Bloom」として予告されていた作品だ。物語の舞台は、西暦4026年のポストアポカリプス日本。文明が崩壊し、瘴気に満ちた大地には「輪廻の獣」と呼ばれる異形の存在が跋扈する。

プレイヤーは、「穢れし者(Blighted One)」として忌み嫌われる少女「エマ」と、その忠実な犬「クゥ」と共に、世界を蝕む腐敗の源に挑む。「探索」「戦闘」「成長」というRPGの王道要素を「一人と一匹」の視点で再構成する。

戦闘は三人称視点のテクニカルなアクションを基調としており、巨大な獣との対峙や環境アクション、緻密なタイミングが要求される。

また、エマとクウの関係性は、ゲームプレイの根幹にも深く結びついているようだ。トレーラーでは、二人の絆が深まるにつれて「謎の力」が発現する描写も確認されており、感情とバトルシステムの融合が示唆される。森が突如として荒野に変貌するなど、ダイナミックに変化する世界そのものも大きな挑戦要素となりそうだ。

音声は日本語が基調となるが、英語吹替も収録予定。字幕はフランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語(カスティーリャ・中南米)、ブラジルポルトガル語、韓国語、中国語 (簡体字・繁体字) に対応するとしている。

ゲームディレクターを務めるのは古島康太氏。パブリッシャーは、ゲーム開発者たちによって設立された新興レーベル「Fictions」が担当する。

GAME FREAKはこれまでにも『GIGA WRECKER』『Tembo the Badass Elephant』『リトルタウンヒーロー』など、ポケモンとは異なるジャンルへのチャレンジを続けてきた。しかし『Beast of Reincarnation』は、過去作に比しても明確にスケールが異なるため、注目のひと作品となることは間違いないだろう。

また、パブリッシャーのFictionsも注目すべき存在だ。元Private Division(Take-Two傘下)に関係した開発者たちによって設立されたとみられ、先日発表された『LEGO Party!』のパブリッシングも担当している。そんな新興パブリッシャーの作品としても、本作には業界の視線が集まっている。

(画像:Microsoft)

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