Nothing、暗闇で光る「Phone (2a) Community Edition」発表。全世界で合計1,000台限定販売

Nothingは10月30日、コミュニティとともに作り上げたPhone (2) の新バージョン 「Phone (2a) Community Edition」 を発表した。

本バージョンは全世界で合計1,000台の限定販売となり、購入するにはnothing.techでの購入登録が必要。登録したユーザーには、先着順に11月12日から招待コードが送られる。価格は55,800円(税込)。

また、11月下旬にはポップアップストア (東京) でも限定販売を予定している。

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暗闇で光る 「Phone (2a) Community Edition」 が限定発売

「Phone (2a) Community Edition」 は、Nothingがコミュニティメンバーと共に最新の 「Phone (2)」 をベースにした新しいスマートフォンを創り上げる 「Community Editionプロジェクト」 から生まれた、Nothing初の共創モデル。

今年3月にプロジェクトがスタートし、ハードウェア・壁紙デザイン・パッケージデザイン・マーケティングキャンペーンの4段階に分けてコミュニティメンバーから応募を募り、投票を通じて各ステージごとに1つずつアイデアを選出。これらの工程によって選出された計4つのアイデアを1つのスマートフォンにまとめたものが 「Phone (2a) Community Edition」 だ。

ハードウェアデザインを担当したのは、アストリッド・ヴァンミュイーズ氏と赤崎健太氏。Nothingのデザインディレクターであるアダム・ベイツ氏とCMFのデザイナーであるルーシー・バーリー氏とコラボレーションし、デザインアイデンティティを維持しつつ、さまざまな素材と色を試すことで 「燐光」 のコンセプトを実現した。

デバイスの背面にある様々な部分は緑色のリン光性発光素材で仕上げており、暗い部分で柔らかな光を放つ。電力を必要とせずアナログ方式で動作するため、数時間にわたって光を放ち続け、日中には自然と再充電されるという。

壁紙デザインを担当したのはアンドレス・マテオス氏。ハードウェアデザインをもとに、最先端のAIツールとデジタルデザイン技術を融合させ、「Connected Collection」 を創出した。

パッケージデザインを担当したのはイアン・ヘンリース・シモンズ 氏。「Less is More」 をコンセプトに、大胆かつシンプルなスーパーマクロの視点を採用した。パッケージデザインには、暗所で幻想的に光る反射素材が巧みに使われており、ハードウェアデザインを最大限に引き立てている。

マーケティングキャンペーンはソーニャ・パルマ氏が担当。「Find your light. Capture your light」 をコンセプトに、ユーザー一人一人の中に眠る独自の輝きを発見し、それを表現することの大切さを訴えかけている。ソーニャ氏が開発する魅力的なフィルムキャンペーンやなデジタルアセットなどのコンテンツが製品導入をサポートしてくれるという。

「Phone (2a) Community Edition」 は全世界で合計1,000台の限定販売となり、購入するにはnothing.techでの購入登録が必要。登録したユーザーには、先着順に11月12日から招待コードが送られる。価格は55,800円(税込)。

ちなみに、日本市場向けの 「Phone (2a) Community Edition」 は 「Phone (2a)」 をベースにしているが、日本以外の市場向けは 「Phone (2a) Plus」 をベースにしているとのことだ。

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(画像提供:Nothing)

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