「高性能だけど高すぎない」FCNT新スマホ『arrows Alpha2』発表。144Hz有機EL搭載の “手が届くハイエンド” 第2弾

FCNTは8月18日、都内で新製品発表会を開催し、Androidスマートフォン「arrows Alpha2」を発表した。2025年に発売した「arrows Alpha」の後継モデルで、CPUに「Dimensity 8350 Extreme」を搭載。高い耐久性や長時間のバッテリー駆動、AI機能なども強化している。

SIMフリーモデルの価格はRAM8GB+ROM256GBモデルが9万4900円、RAM12GB+ROM512GBモデルが11万8800円(どちらも税込)。発表会では実機も展示されており、「arrows Alpha2」の仕様を確認してきたので、本製品について詳しく紹介したい。

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「arrows Alpha」の人気を支えた“手が届くハイエンド”

「arrows Alpha2」は、約6.4インチの有機ELディスプレイを搭載するスマートフォンだ。

前モデルの「arrows Alpha」は、8万円以上の公開市場向けAndroidスマートフォンにおいて、出荷台数1位を記録したという。

FCNTによると、Alphaを購入したユーザーの約3割は、それまで10万円以上のハイエンドスマートフォンを使っていた。また、約2割は従来のarrowsユーザーからのステップアップだった。つまり、これまでarrowsを使ってきたユーザーだけでなく、より高価なスマートフォンから乗り換えたユーザーにも選ばれたことになる。

FCNTはこの結果を、「手が届くハイエンド」というAlphaの方向性に対する手応えとして受け止めている。

一方、Alpha2の開発時には、AI需要の急拡大などを背景にスマートフォンを取り巻く市場環境が大きく変化した。部品価格などの上昇によってスマートフォンの価格が上がるなか、FCNTはAlpha2でも性能を落とさず、価格とのバランスを取る方向を選んだ。

発表会では、Alpha2の開発方針の1つとして「CPU性能は下げない」ことを挙げた。前モデルで評価された部分を引き継ぎながら、デザインやカメラ、AI、バッテリー、耐久性などをさらに磨き上げたという。

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「arrows Alpha2」の仕様をチェック

解像度は1200×2670ドット、460ppiで、LTPOにも対応する。リフレッシュレートは最大144Hzで、ゲームや動画などを滑らかに表示できる。最大3000nitの高輝度表示にも対応するため、屋外でも画面を確認しやすい。

CPUには「Dimensity 8350 Extreme」を採用。RAMは8GBと12GBの2種類で、最大16GBの仮想メモリを追加できる。RAM12GBモデルでは最大24GB相当のメモリ領域として利用できる。

ストレージ(ROM)は256GBと512GBから選択可能。最大2TBのmicroSDXCカードにも対応するため、写真や動画、ゲームデータなどを大量に保存できる。

内蔵スピーカーはDolby Atmos対応の立体音響やハイレゾ再生にも対応している。

水中に入れても動作。端末側面のボタンで動画/写真を撮影できる

カメラは、約5030万画素の広角(メイン)、約4990万画素の超広角、約4990万画素のフロントカメラという3眼構成だ。電源ボタンを2回押すことでカメラを起動できるため、撮影したいときに素早くカメラを開ける。

メインカメラには、ソニーの1/1.56インチセンサー「LYTIA 710」を採用。暗所や低照度環境で発生するノイズを、前モデル「arrows Alpha」から約15%抑えたとしている。

動画は4K/60fps撮影に対応。HDR動画も撮影でき、AIが被写体を検出して明るさや色味を調整するほか、動く被写体に合わせてシャッタースピードを調整してブレを抑える。

本体はアルミニウムフレームとグラスファイバー製の背面を採用する。段差のないフラットなボディとし、グリップ性にも配慮した。グラスファイバーは傷がつきにくく、耐傷性や耐衝撃性にもつながっている。

防水・防塵性能はIPX6、IPX8、IPX9、IP6Xに対応。水に濡れる環境だけでなく、河川など淡水での水中撮影にも対応する。さらに、米国国防総省の調達基準であるMIL規格23項目に準拠。ディスプレイには「Gorilla Glass Victus 2」を採用した。

1.8mの高さからコンクリートへ落下させる試験では、画面割れに関する試験をクリア。FCNTは、画面割れに対する耐衝撃性・耐落下性がarrows史上最高としている。

バッテリー容量は5,370mAh。arrowsシリーズで初めてシリコンカーボンバッテリーを採用した。FCNTによると、1回のフル充電で2日間利用できるという。独自の充電制御技術によって電池の劣化も抑え、4年後でも初期容量の80%を維持するとしている。

充電速度も速く、1%から100%まで約40分で充電できる。充電中にバッテリーへ負荷をかけず、本体へ直接電力を供給する「ダイレクト給電」にも対応する。

(画像提供:FCNT)

AI機能では、FCNT独自の「arrows AI」を搭載する。チャット形式での情報検索、録音した会議などの文字起こしや要約、通知の要約、画像生成、プレイリスト作成などに対応する。また、Perplexity、Copilot、Google Geminiも利用でき、GeminiではAIアシスタントや「かこって検索」、Gemini Liveによる音声対話に対応する。「消しゴムマジック」を使って、写真に写り込んだ人や物を取り除くこともできる。

本体のアクションキーには最大3つの機能を割り当てられる。AIだけでなく、決済アプリなども登録できる。

カメラ下には脈波センサーを搭載。指先から取得したバイタルデータをもとに自律神経活動の傾向を分析し、毎日のコンディションをレポートする機能だ。分析アルゴリズムは京都大学名誉教授の監修のもと、AI技術を使って開発。測定結果に応じて、生活習慣に関するアドバイスや豆知識も提供する。

OSはAndroid 16。最新Android OSへのアップデートは最大3回、セキュリティアップデートは5年間提供する。本体サイズは約155×72×8.6mm、重量は約187g。生体認証は指紋認証と顔認証に対応する。

8月27日に4つの販売チャネルから発売

「arrows Alpha2」は8月27日に発売する。SIMフリーモデルは「arrows Alpha2 M10」として販売。カラーはインディゴ、ホワイト、レッド、ブルーグリーンの4色を用意し、12GB+512GBモデルと8GB+256GBモデルをラインアップする。

取扱事業者は、インターネットイニシアティブ、H.I.S Mobile、エディオン、オプテージ(mineo)、コジマ、ジョーシン、ソフマップ、TOKAIコミュニケーションズ(LIBMO)、ビックカメラ、MonotaRO、ヨドバシカメラ、カメラのキタムラ、Amazon、楽天市場。MonotaROとAmazonはEC販売のみとなる。

SIMフリーモデルの価格は、8GB+256GBモデルが9万4900円、12GB+512GBモデルが11万8800円(どちらも税込)。

SIMフリーモデルの販売価格

NTTドコモでは「arrows Alpha2 F-51G」として販売する。8GB+256GBモデルは4色で展開し、ドコモオンラインショップではインディゴの12GB+512GBモデルも用意する。レッドとブルーグリーンはドコモオンラインショップ限定カラーとなる。

auでは「au Flex Style」として、au Online Shop、全国のKDDI直営店、au Styleで販売する。4色展開で、12GB+512GBと8GB+256GBの2モデルを用意する。楽天モバイルも4色2モデルを取り扱う。

発売に合わせて、FCNTは「arrows Alpha2」の発売記念キャンペーンも実施する。事前エントリーを済ませて購入した人には、SIMフリーモデル、au、ドコモではAmazonギフトカード5000円分、楽天モバイルでは楽天ポイント5000ポイントをプレゼントする。

さらに、8月27日以降に購入して応募した人のうち先着2万人には、SIMフリーモデル、au、ドコモではAmazonギフトカード5000円分と急速充電器、楽天モバイルでは楽天ポイント5000ポイントと急速充電器をプレゼントする。

2つのキャンペーンは重複して応募できるため、最大1万円相当のギフトカードまたは楽天ポイントに加えて、急速充電器も受け取れる。事前応募の期間は8月26日23時59分まで。購入キャンペーンは8月27日10時から11月30日23時59分までとなる。

また、auでは発売に合わせて全国のKDDI直営店とau Styleで実機を展示する。au Style SHINJUKUでは8月19日から8月31日まで、河川などの淡水環境で水中撮影を体験できる特別展示も実施するという。気になる方は、発売前に実機をチェックしてみるのもよさそうだ。

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FCNT取材
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