｢Meta Quest 3｣ 512GBモデルが値下げで約8万円に。256GBモデルは終売

Metaは9月26日、新型MRヘッドセット｢Meta Quest 3S｣の発表にあわせて、｢Meta Quest 3｣の512GBモデルを値下げすると発表した。これまで96,800円で販売されていたが、新たな価格は80,400円になる (どちらも税込) 。

また、256GBモデルについては終売となるため、｢Meta Quest 3｣のラインアップは512GBモデルのみということになる。

｢Meta Quest 3｣ 512GBモデルが80,400円に値下げ

｢Meta Quest 3｣は、2023年9月に発売したスタンドアローン型のVRヘッドセット。｢Meta Quest 3S｣の登場に伴い｢Meta Quest Pro｣が終売となったことで、現段階の｢Meta Quest｣ラインアップの中では最上位モデルとなる。

パンケーキレンズを搭載したことで先代の｢Meta Quest 2｣から40%薄型化。さらに、Qualcommと共同開発した次世代SnapDragonチップセットをはじめて搭載することで、さらなる高画素数描写を実現している。

画面は、2064×2208ドットの液晶ディスプレイを搭載し、先代の｢Meta Quest 2｣から約3割向上している。視野角は水平110°、垂直96°。無段階のIPD調整機能にも対応する。

内蔵するSoCは、XRデバイス向けのSnapdragon XR2 Gen 2で、先代の｢Meta Quest 2｣からグラフィック性能は2倍。メモリ容量は8GB。

また、2つの4メガピクセルRGBカラーカメラを搭載しているため、先代の｢Meta Quest 2｣と比較して10倍以上の画素数をもつカラーパススルーが利用可能。また、深度センサーは装着者の周囲にある物を検知可能で、ガーディアンの設定もほぼ自動で行ってくれる。

Touch Plusコントローラーも人間工学に基づき、より簡素化された形状へと刷新された。TruTouchハプティクスにも対応しており、よりリアルな触覚フィードバックが味わえる。

さらに、セルフトラッキング方式のMeta Quest Touch Proコントローラーにアップグレードすることで、ワンランク上の体験が可能。自分自身の手だけでバーチャルオブジェクトを操作できるダイレクトタッチを使えば、コントローラーがなくても操作できる。

｢Meta Quest 3｣は、500以上のVRゲームやアプリ、｢Meta Quest 3｣のコンテンツカタログと後方互換性あり。有線、無線のPCVRにも対応する。

(画像：Meta)