『Gears of War: E-Day』が発表。「Gears of War」 シリーズの前日譚を描く完全新作に期待高まる

現地時間6月9日、米MicrosoftはXboxの新作タイトルを発表する 「Xbox Games Showcase 2024」 を配信。同イベントのなかで、『Gears of War: E-Day』を発表した。

『Gears of War: E-Day』は、Xboxプラットフォームで大人気のサードパーソンシューター 「Gears of War」 シリーズの最新作で、かつ2020年に発売した『Gears 5』以来の4年ぶりとなる完全新作。

本作は 「Gears of War」 シリーズにおけるオリジンストーリーになり、初代『Gears of War』の14年前を描いた前日譚、ローカストの侵略を受けて若かりし頃のマーカス・フェニックスとドミニク・サンチャゴが戦いを始めるきっかけなどが描かれるようだ。スピンオフ作品ではなく、あくまでタイムラインの初期を描く作品だ。

カナダに拠点を置くXbox Game StudiosのThe Coalitionが本作の開発を担当するが、同スタジオは、メインラインの 「Gears of War」 シリーズを楽しんできたファンであれば『Gears of War: E-Day』のプレイ感覚に直ぐ馴染むことができるだろう、とコメントしている。作品は、シリーズお馴染みの三人称視点で描かれるが、従来からさまざま改善されており、よりプレイしやすくなっているとしている。

また、キャンペーンも命がけの状況を駆け抜けるアクションや、キャラクター主導のストーリーテリングを組み合わせた、”爆発的” なものになる予定。これまでのシリーズを踏襲したクラシカルな要素を持ちつつも、革新的な技術に基づき制作されているため、満足のいくゲームプレイが楽しめるとしている。

なお、シリーズでお馴染みの敵 「ローカスト」 は当然今回も敵として登場するわけだが、本作では人類が同種族と初めて遭遇することになるため、”生きた悪夢” として登場することになり、物語は初めて彼らと遭遇した人々の目線で描かれることになるという。The Coalitionは、「ローカスト」 の存在を “ベッドの下のモンスター” と表現し、“最も深い恐怖を呼び起こす、謎めいた手ごわい生き物” であるローカストの圧倒的な軍隊を見て、人々がどう反応し、どう対処するのかを描きたかったと話している。

なお、トレーラーでは、MK1ランサーに取り外し可能な銃剣が装備されており、お馴染みのチェーンソーではないことに気づく。これはまだローカストがどんな存在なのか、人類が対策できていないことが影響しているのかもしれない。

本作はハードウェアレイトレーシングによるライティングに対応し、次世代の破壊とグロアなど最新のアニメーション技術などが使用される。前作よりもリアルな映像体験が可能だ。

対応プラットフォームはXbox Series X|S。Xbox Game Passにも対応し、同サービス加入者は発売日から追加費用なしでプレイすることが可能だ。発売日は未定、今後の続報に期待したい。

(画像:Microsoft)

Xbox Series X|S
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