Appleは来月にApple Siliconを搭載したMacを発表する計画とみられているが、この次世代型Macとみられる未発表Macが最新macOSベータから発見されたことがわかった。
米Apple系メディア9to5Macは現地時間10月29日、「macOS Big Sur 11.0.1 beta 1」 に未発表のMacの情報が存在していることを伝えた。
最新macOSベータから未発表Macの情報が発見
9to5Macの報告では、現地時間10月28日に開発者向けに配信された 「macOS Big Sur 11.0.1 beta 1」 内に、未発表のMacに関するものとみられるファイルが存在するという。
具体的にはそのファイルは、「macOS Big Sur 11.0.1 beta 1」 の 「/Systems/Library」 フォルダに存在する。見つかったファイルは以下の3つだが、どれがどのモデルを示すものなのかは現時点ではよくわかっていない。
- MacHardwareTypes-2020f.bundle
- MacHardwareTypes-2020g.bundle
- MacHardwareTypes-2020h.bundle
ちなみに同じフォルダ内にあるファイルには、すでに発売されている製品のものが含まれている。例えば、MacHardwareTypes-2020a.bundleはMacBook Air(2020年モデル)のもので、MacHardwareTypes-2019f.bundleは16インチMacBook Pro(2019年モデル)のものだ。
最新のベータで未知のファイルが見つかったということは、つまりAppleはこれらの新型Macの発売を控えているということになる。Appleは年内にApple Siliconを搭載した新しいMacを発売するとしているため、もしかするとそのApple Siliconを搭載したMacのファイルなのかもしれない。ちなみに来月の新製品発表イベントではApple Siliconを搭載した12インチMacBookや13インチMacBook Pro、最新Intelプロセッサを搭載した16インチMacBook Proなどが登場すると予想されているが、現時点ではどこまでが本当かは明らかになっていない。
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