A14 Bionicプロセッサのベンチマークスコアが発見。次期iPhoneは現行モデルから20%以上性能向上か

iPad Air(第4世代)に搭載されるA14 Bionicプロセッサの性能が明らかになった可能性がある。Geekbenchに登場したベンチマークスコアによると、A14 Bionicプロセッサは先代のA13 Bionicプロセッサから20%以上性能が向上しているかもしれない。

著名リーカー有没有搞措(@L0vetodream)氏が、Geekbenchに投稿された未知のデバイスのベンチマークスコアを発見したと報告した。

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iPad Air(第4世代)セルラーモデルのベンチマークスコアが発見か

同リーカー曰く、このベンチマークスコアは 「iPad Air (第4世代)」 のセルラーモデルのものであるとのこと。コードネームは 「J308AP」 で、内部名は 「iPad13,2」 。ちなみにWi-Fiモデルのコードネームは 「J307AP」 だという。

肝心のA14 Bionicプロセッサのベンチマークスコアは、シングルスコア1583、マルチコアスコア4198。このベンチマークスコアが本物であるかどうかは不明ながら、もし本物なら先代の 「A13 Bionic」 プロセッサから20%程度高性能化されていることになる。

  iPhone 11 Pro
(A13 Bionic)
iPad Air(第4世代)
(A14 Bionic)
シングルコアスコア 1332 1583
マルチコアスコア 3493 4198

また、iPad Proに搭載されている 「A12Z」 プロセッサと比べたところ、シングルコアスコアは40%近く高くなっているものの、マルチコアスコアは約10%ほど低い結果になっているようだ。「A12Z」 プロセッサは8コア、「A14」 プロセッサは6コアであることから、このスコア差はコア数による違いである可能性がある。

一部ではiPad Air(第4世代)の方が性能が高くなる可能性が指摘されていたが、今回のベンチマークスコアが本物なら「iPad Proよりも性能が高い」ということにはならなさそうだ。

  iPad Air(第4世代)
(A14 Bionic)
iPad Pro(11inch, 第2世代)
(A12Z Bionic)
シングルコアスコア 1583 1123
マルチコアスコア 4198 4686

A14 Bionicプロセッサは新型iPhoneこと 「iPhone 12」 シリーズにも搭載されることが予想されているが、もしこのベンチマークスコアが本物なら、次期iPhoneはiPhone 11シリーズから20%以上性能が向上する可能性がある。

ちなみに今回発見されたベンチマークスコアはiPad Air(第4世代)に搭載される予定だが、iPad Air(第4世代)は10月に発売予定となっており、現時点では発売日は発表されていない。

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