iPhone 12 Pro、120Hzディスプレイの部品出荷問題に直面か。ProMotionディスプレイ非採用の可能性が高い?

今秋発売予定のiPhone 12シリーズは全4モデルのラインナップが用意されると噂されている。

このうち上位モデルの 「iPhone 12 Pro/12 Pro Max」 には、これまで最大120Hzのリフレッシュレートに対応したProMotionディスプレイが搭載されると噂されてきたが、最近ではProMotionディスプレイが実装されない可能性が高いと伝えられている。このディスプレイのリフレッシュレートについて、ディスプレイアナリストのRoss Young氏が有力な情報を掴んだようだ。

ProMotionテクノロジーとは
Appleが開発した画面の高リフレッシュレート化技術。リフレッシュレートとは1秒間に何回画面の書き換えが行われるかを示す数字で、この数字が大きくなればなるほど画面描写が滑らかになる。すでにiPad Proに採用されている技術だが、まだiPhoneには採用されていない。

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ProMotionディスプレイ用の部品の出荷問題が発生か

Ross Young氏によると、Appleは現在ProMotionディスプレイ用ドライバーに関して、サプライチェーンの出荷問題に直面しており、iPhone 12 Proの発売を延期するか、60Hzディスプレイの搭載に切り替えるかの選択を迫られているという。

Appleがもし万が一、120HzのProMotionディスプレイありきでiPhone 12 Proを開発していたとしたら発売を遅らせる可能性もないとは言い切れないが、Ross Young氏としては60Hzディスプレイの搭載が濃厚と考えているという。現時点では60Hzと120Hzのどちらが採用されるのかは不明だが、仮に120HzのProMotionディスプレイが搭載されるとしたら、iPhone 12 Proの発売がどれほど遅れることになるのかは未知数だ。

ProMotionディスプレイについては、著名リーカーのJon Prosser氏も情報を提供している。同氏は 「iPhone 12 Pro Max」 でProMotionディスプレイが動作していることを確認しており、ローンチできるかどうかは分からないが、可能性はまだあるという意見のようだ。

ProMotionディスプレイの採用に関しては多くのリーカーやアナリストの間で意見が割れている。今のところ搭載されない可能性が高そうではあるが、今年は新型コロナの影響もあり、Appleがどう動くかがとても読みづらくなっている。今後の情報に注意が必要だ。

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