AppleはiMacのメモリ仕様ページを更新し、現地時間6月4日に発売した 「iMac (Retina5K, 27インチ, 2020)」 のメモリ規格を公開した。
iMac (Retina 5K, 27インチ, 2020) のメモリ規格が判明
サポートページによると、「iMac (Retina 5K, 27インチ, 2020)」 は2019年モデルに引き続きユーザー自身の手でメモリを換装することが可能で、以下の規格に合致するメモリであれば最大128GBまで増設することができる。
「iMac (Retina 5K, 27インチ, 2020)」 メモリ仕様
・PC4-21333 (PC4-21300)
・DDR4 SDRAM 2,666MHz
・260ピン
・バッファなし
・パリティなし
→ iMac (Retina 5K, 27インチ, 2020)」 に最適なメモリをチェック
iMac (Retina 5K, 27インチ, 2020) に対応するメモリ規格はPC4-21300(DDR4 SDRAM 2,666MHz)。260ピン、バッファなし、パリティなし。ちなみに、昨年発売した 「iMac (Retina 5K, 27-inch, 2019)」 は最大64GBまでが正式サポートされていた(実際は128GBまで読み込めた)が、昨日発売した 「iMac (Retina 5K, 27インチ, 2020)」 は当初から128GBまで読み込みがサポートされている。
AppleのCTOオプションでメモリをアップグレードするのは高価なため、自力でメモリを増設することができるのであれば、iMacの初期メモリ容量を最少にして購入し、あとからAmazonなどでメモリを挿入することで、購入総額を安く仕上げることが可能だ。
iMacのメモリを増設・換装するのはとても簡単。背面にあるメモリコンパートメントドアを開けて、そこにメモリを挿入するだけ。詳しい方法はこちらの記事で確認できるため、ご興味のある方はぜひご一読いただきたい。
また、当サイトでは定期的にiMacに最適なメモリをチェックしている。こちらの記事でiMac 2019/2020年モデルに適合するメモリの最新価格を掲載しているので、ぜひこちらも合わせてご確認いただきたい。
ちなみに筆者は今回、「iMac (Retina 5K, 27インチ, 2020)」 用にCrucialの16GBメモリを2枚購入してみたが、実際に挿入してみたところメモリ動作周波数が2,133MHzに落ちてしまった。これはiMacの仕様および購入時に搭載されてきた純正メモリ(SK Hynix製)との相性の問題であると思われる。
そこで改めてTimetec Hynix ICのメモリを購入し試してみたが、このTimetec Hynix ICのメモリであれば本来の周波数である2,666MHzで動作することが確認できた。
同一メモリ(同じ製品)で揃える場合は問題ないが、純正のメモリと自身で購入したメモリを混合しようと考えている方は、メモリの相性問題に注意が必要。もしこれから購入する方で、初期搭載メモリがSK Hynix製だったなら筆者が購入したメモリを購入してみてはどうだろうか。ちなみにiMacのメモリ容量はデフォルト(8GB/4GB+4GB)で購入したため、8GB+16GB+16GBで合計40GBとなる計算だ。
ちなみに、iMac(2020)のメモリクロック数が2,133MHzに下がってしまったときの対処法として、メモリスロット3段目、4段目に初期搭載メモリを挿入し、1段目、2段目に自身で購入したメモリを挿入することで最大クロック数2,666MHzでの動作が可能であることが検証から明らかになっている。もし自身で購入したメモリを挿入してiMacのメモリクロック数が2,133MHzに下がってしまった場合は、ぜひ上記方法を試してみて欲しい。
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