年に一度のAppleの開発者会議 「WWDC 2020」 は史上初のオンライン開催。現地時間6月22日に開幕するが、同イベントのライブ配信にはiPhoneが使用されることになるかもしれない。米Bloombergの名物記者Mark Gurman氏が、iPhoneでのWWDCのライブ配信を示唆した。
WWDC 2020はiPhoneでライブ配信が行われる?
米メディアTechCrunchは、現在米テレビ局ABCがCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)の感染拡大を受け、人気番組 「アメリカン・アイドル」 を3台のiPhone 11 Proと三脚、リングライトを使用して撮影していることを伝えた。撮影者や出演者が感染のリスクを冒すことなく自宅で安全に番組づくりができているという。
この報道を踏まえて、米Appleは 「人気番組の撮影プロセスに参加できて嬉しいです」 とコメント。同時にiPhoneのカメラの品質の高さを改めてアピールしている。
これら一連の流れを受けて、BloombergのMark Gurman氏は 「これでWWDC(の一部)がどうやって配信されるか分かったでしょう」 と発言。AppleがiPhoneでWWDC2020の撮影、配信を行うことを示唆した。この非常事態の最中、多くのアーティストたちがiPhoneを使って撮影を行っていることを考えると、確かにiPhoneを通じてWWDCのライブ配信が行われる可能性は高そうだ。
Now you know how (parts of) WWDC is going to look https://t.co/DHBtliORnE
— Mark Gurman (@markgurman) May 12, 2020
最新のiPhone 11 Proの背面カメラは4K/60fpsでの動画撮影ができるようになっており、WWDCなどイベントの撮影も難なくこなせるポテンシャルを持っている。毎年WWDCの基調講演の様子はライブ配信が行われているが、今年も同じくらいのクオリティの配信が楽しめるのではないだろうか。
ちなみに、WWDC 2020は開催日のアナウンスが行われたものの、各セッションなどに関する情報はまだほとんど発表されていない状態だ。今後開催が近づくにつれ、詳細が判明していくものと思われる。
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