Apple、次期iPhoneにAirPodsを同梱販売?懐疑的な情報がDigiTimesから登場

現地時間29日、Appleは2020年の次期iPhoneにAirPodsを同梱して販売する計画があると台湾メディアDigiTimesが報じている。

DigiTimesによると、AppleやSamsung、Xiaomiなど各スマートフォンベンダーは次期スマートフォンにTWSイヤホン(完全ワイヤレスイヤホンのこと)を同梱して販売する計画であるとのこと。Appleでいえば 「AirPods」 、Samsungでいえば 「Galaxy Buds」 を同梱することになる。

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次期iPhoneにはAirPodsが同梱?

現在、AppleはiPhoneに税別2,800円の 「EarPods with Lightning Connector」 を同梱して販売しているが、これがAirPodsになるというのがDigiTimesの情報。ただしAirPodsは22,800円(税別)で販売されている現状を考えると実現する可能性はかなり低そう。これまでのDigiTimesの情報はフェイクあるいは偽情報が多かったことも考慮すると、今回の情報はかなり信憑性に欠けると言わざるを得ないだろう。

しかも次期iPhoneは5Gに対応し、デザインも刷新されることが予想されているため、わざわざAirPodsを同梱せずともiPhoneの販売台数は伸びるはず。

さらにAirPodsもAppleにとってはドル箱製品。そんな製品を同梱するメリットがないだけでなく、場合によってはAirPods Proの売り上げが落ちる可能性すらある。これらを考慮したら、AppleがAirPodsをiPhoneに同梱する可能性はとても低いと考えていいのではないだろうか。

これについては海外メディアMacRumorsも同意見のようだ。ただし、AppleがEarPodsに変わる新しい製品をiPhoneに同梱したいと考えている可能性についても言及しており、DigiTimesの報道について可能性はゼロではないことを伝えている。

その上でMacRumorsは、もしAirPodsがiPhoneに同梱されるのであれば 「iPhone 12 Pro」 シリーズになるとも予想している。来年、Appleは3つの新型iPhoneの発売を計画していると噂されているが、そのうちの上位モデルにあたる 「iPhone 12 Pro/ iPhone 12 Pro Max」 の2機種にAirPodsが同梱される可能性もあるのかもしれない。

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