新型iMacが発表、M4チップを搭載し性能向上、最大2台まで映像出力可能に。価格、発売日、スペックなどまとめ

Appleは10月28日、最新世代のSoC「M4」を搭載した新型24インチiMacを発表した。価格は198,800円(税込)から。11月8日(金)に発売予定、発売に先がけ本日10月28日からApple公式サイトにて予約受付を開始する。

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「M4」チップ搭載の新型iMacが登場

新型iMacは、昨年11月に発売したM3搭載「iMac (24インチ, 2023)」の後継モデルとして投入される。筐体デザインはそのままに、内蔵するSoCを現行最新の「M4」に置き換えたマイナーアップデートモデルだ。

M4チップは第2世代の3nmテクノロジーを使って設計されたApple Siliconで、今年5月に発売した「iPad Pro (M4)」ではじめて投入された。M4チップは8コアCPU/8コアGPUと10コアCPU/10コアGPUの2構成から選択可能で、M1チップを搭載したiMacに比べて最大1.7倍高速に動作する。また、写真やゲームなど要求の高い処理については最大2.1倍高速に動作するという。

搭載メモリは最大32GBのユニファイドメモリ。CTOオプションで16GB/24GB/32GBから選ぶことが可能だ。なお、32GBは10コアCPU/10コアGPUモデルのみで選択可能。ストレージ容量は256GB/512GB/1TB。

画面には4.5Kの24インチRetinaディスプレイを搭載。解像度は4,480 × 2,520でピクセル密度は218ppi。画面輝度は500ニト。TrueToneテクノロジーに対応する。また、新たに光の反射や映り込みを抑えるnano-texutureガラスをCTOオプションで選択可能になった。

フロントカメラは、1200万画素のセンターフレームカメラにアップグレードされた。センターフレームカメラは被写体を追従することができるため、ビデオ通話中に動き回っても常に映し出すことが可能だ。

搭載インターフェースは、M4/8コアCPUモデルがThunderbolt/USB4 x2と3.5mmヘッドホンジャックを搭載。M4/10コアCPUモデルがThunderbolt 4 x4、3.5mmヘッドホンジャックに加えてギガビットEthernetを標準で搭載する。なお、M4/8コアCPUモデルはオプションでギガビットEthernetを搭載することも可能だ。

また、外部ディスプレイへの映像出力は最大2台までサポートする。8コアCPUモデルは1台まで、10コアCPUモデルは2台までサポートする。通信は、Wi-Fi 6EおよびBluetooth 5.3をサポートする。

24インチiMacには、純正キーボードのMagic Keyboardと純正マウスのMagic Mouseが標準同梱される。また、+8,000円でMagic Trackpadにアップグレードできる。

ちなみに、今回の新型iMacの登場と同時にMagic Keyboard・Magic Mouse・Magic Trackpadも刷新されており、充電ポートがLightningからUSB-Cに変更されている。詳細は別稿へ。

カラーラインナップはグリーン、イエロー、オレンジ、ピンク、パープル、シルバーの全7色。価格は8コアCPUモデルが198,800円〜、10コアCPUモデルが234,800円〜(どちらも税込) 。発売は11月8日を予定、発売に先がけ本日10月28日からApple公式サイトにて予約受付を開始する。

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訂正:初掲出時、「M4」チップの設計について「第2世代の2nmテクノロジー」と記載しておりましたが、正しくは「第2世代の3nmテクノロジー」でした。訂正してお詫び申し上げます。 ご指摘いただいた方、ありがとうございました。

(画像:Apple)

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